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T哲学(Artistic life)

vol.11 芸術(Media arts)

戒のうち、“芸術戒”にあたるプロジェクトの詳細解説。芸術戒を実施する中で心がけるための術式が0の疾風迅雷であり、1〜4は芸術戒としてのプロジェクトの分類である。


 
0 疾風迅雷(Dramatic Impact)〜享楽、感動〜



★解説

(1)感動
⇒芸術戒の趣旨は作品を通じて人を感動させること。作品にも色々あり、各々自分が表現しやすい手段で演出すればよいが、どの表現手段においても大事なのはいかにドラマティックで人の心を揺さぶることができるか。ありふれた表現であったり、予想ができるような単純な仕掛けでは人を感動させることはできない。人に瞬間的な電撃を走らせるような、心ときめかせる演出でなければ。

(2)ジャンル
⇒具体的にはどういう表現手段があるか?職業として作品づくりに精を出す者たちは芸術家と呼ばれ、小説の執筆や絵画や彫刻の創作、音楽の作詞作曲、、映画監督、演劇の脚本、漫画、アニメの制作、写真撮影などを手がける。

(3)ドッキリ・ワクワク
⇒しかし、芸術はより身近に、日常に華を添える彩の手段として用いられている。
例えば、恋人にプロポーズするときの演出であったり、人を喜ばせる目的で送る、恋文、手紙など。直接ではなく、文章での表現手段自体も1つの芸術として捉えられる。人を驚かせるドッキリ企画も芸術戒の一種である。人をダマし、いたずらを仕掛けることで日常にない、ドキドキ、ワクワク感、スリルを体験させる。その人の反応により体験者だけでなく、仕掛け人や観衆も楽しむことができる。もちろん、被験者が驚かなかったり、楽しめなかったりするとその企画は失敗となる。

(4)作者の場合
⇒ちなみに作者の場合はホームページを通じた作品公開そのものが芸術戒であるが、日常生活においても得意な表現手段として、人の絵を描いてプレゼントすることを実行している。この場合素材として用意してもらう写真があるわけであるが、その写真をそのまま描いても面白みがないため、その人の特徴やキャラクター、持ち味などを想像、分析し、その上で自分が楽しめて描ける絵、あるいは理想の人物像として完成させる。結果としてプレゼントする絵は受け取る側はもちろん、描いている本人でさえ予想がつかない絵に仕上がることが多いので、描いてる人も受け取る人も楽しめるというわけだ。


 
1 空想(Fantasic Media)〜浪漫、無限大〜



★解説

(1)ファンタジーとは
⇒芸術作品を4つのジャンルに分けて考えた場合、まず1つ目のジャンルは“ファンタジー”。ファンタジーとは童話やおとぎ話、伝説、夢物語、幻想といった架空の物語を指す。人々に夢やロマンを与えるワクワクするものでなければならない。天使、悪魔、ドラゴン、妖精、妖怪、人魚、魔女、魔法、怪物、ヒーローといった空想の産物がたくさん登場し、見る人を夢の世界に誘う。

(2)夢を提供
⇒目的としては人の夢を育てること。夢とは自由で形に捉われないもの。いかようにも加工することが可能。ターゲットとしては子供や、若者のほうがよい。大人になると現実社会に縛られ、自由な発想をすることが困難になるからだ。しかし、大人になっても子供心忘れないロマンチストでありたい。夢を捨てた者は現実的に生きていくことだけ考え、人に夢を与えることができない。

(3)ドリームメーカー
⇒夢を創造する者をドリームメーカーと呼ぶ。それは自分の夢を表現する者であり、生きる楽しみや喜びを与えてくれる者である。作者の夢は自分の世界観を表現することであり、人々に夢を与えることである。夢が叶おうと叶うまいと、夢が活動のエネルギー源であり、生きていく楽しみであるため、夢を決して諦めないことが大事だ。夢が大きければ大きいほど、実現するのは難しくなり、創造には大きな苦しみが伴うことになる。そのため大事なのは夢を達成したときの未来像を想像すること。苦しめば苦しむほど、達成した時のオーガズムは大きくなるだろう。


 
2 人生(Real Medis)〜社会、風刺〜



★解説

(1)現実的=わかりやすい
⇒芸術の中で、現実を重視した作品群。ジャンルの中でも恋愛やコメディ、学園もの、経済ドラマ、サスペンス、推理ドラマなど、社会性の高いもの。他のジャンルに比べて比較的多くの人から支持をえている。なぜならテーマが現実にある出来事を取り上げて風刺したものが多いため、わかりやすい、共感をえやすいからだろう。

(2)何を伝えたいか?
⇒小説やテレビドラマ、映画など各メディアで公開されていくわけであるが、制作側にとって重要なことは何か?それはその作品を通して何を伝えたいか、どういう心理的影響を与えたいか?である。例えば恋愛の場合は男女間の愛情の大切さや愛とは何か、の訴えかけ、コメディの場合は笑いであるし、学校の場合は教師のあり方やいじめなどの問題、サスペンスであれば、人間の複雑な心理描写を行うことで、謎解きや考えさせられる内容に仕上がることが多い。

(3)日常に活かす
⇒リアルの内容が人々に受けられやすい1つの要因として、自分が実演しやすいという背景がある。何気ないメールのやり取りや、会話のネタやストーリーづくり自体、芸術を意識する。恋愛であれば好きな人にデートのさいのサプライズ演出などが自分の芸術になるし、コメディであれば日常生活を盛り上げる為にギャグや面白い話のネタを考えることが芸術となる。芸術は日々実行することで価値をもつため、日頃から自分のためにも他者のためにも、演出は欠かさないように心がけたい。


 
3 熱狂(Thriller Media)〜過激、恐怖〜



★解説

(1)スリル
⇒アクションやホラー、戦争もの、パニックもの、時代劇、歴史もの、ポルノ映画など、現実から1歩飛び越えた、過激なシーンの入ったジャンル。大規模であり、リアルでは物足りない、刺激を求める人たち向けといえる。前述したドッキリもこのジャンルに含まれる。完全なフィクションではないが、現実の中の非現実が含まれており、体験者にスリルと興奮を味合わせるのが主旨だ。乗り物で例えるならジェットコースターのような劇的な感情変化を引き起こす。

(2)サプライズ演出
⇒芸術の中でも上級者向けであり、実行するのは簡単なことではない。イベントやショー、〜ごっこなど小規模なものから、映画やゲーム、体験型アトラクションといった本格的なものまであるが、どれにも共通するのは何かしら打ち合わせや事前設定が必要なこと。例えば誰かを怖がらせるという企画のもと、きもだめしを行うとする。どこの心霊スポットで行うのかという場所の設定や、幽霊役であったり怪人役であったり「怖がらせ役」の設定、そのほか予定通り事を運ぶための協力者も必要だ。演劇やショーを行うさいには、作品のテーマや時代背景に沿った衣装の準備や、人外の者など担当する者は特殊メイクを施したり、道具やCG、音響効果まで考えなければならず、多くの者の協力が必要となる。


 
4 超常(Super Media)〜異界、未来〜



★解説

(1)SF
⇒芸術が最終的に行き着く先は、現実と夢の融合である。ジャンルでいえばSFにあたる。超現実という言葉でも言い換えられ、異界を舞台にしたり、近未来や、宇宙を舞台にしたりとファンタジーと混同しがちであるが、ファンタジーがどちらかというと子供向けであるのに対し、SFは大人向けである。その違いは科学的になぜそうなるのか、という論理付けがしっかりしており、現実的に今はありえないが、将来的にはありうる話であったり、もし人類の進化の過程でこうなっていたら…といったifのストーリーとなっている点である。

(2)作品
⇒具体的な作品でいえばバック・トゥ・ザ・フューチャー、エイリアン、スターウォーズ、猿の惑星、アバター、Xファイル、X-MEN、スーパーマン、鉄腕アトムなどである。人類の歴史というものは科学技術の発展により進化しており、その進化に基づいて制作された作品群といえるだろう。

(3)創作
⇒自身が演出する際は、空想の話を描くだけでなく、その空想を裏づける科学的な知識が必要。例えば宇宙人が登場するなら、どこの惑星に住んでいて、その惑星の生態系はどのようになっているかだとか、人間のように話せて力も強いアンドロイドが登場するなら、開発・設計した科学者はどのような工学技術でそのロボットを生み出したか、などを考える。このように現実にない要素を作品にもちこむ場合は、その背景や理由づけがないと見る人を納得させることができないため、うまく感情移入できないことが多い。現実問題として直視させ、興味を抱かせるためには、リアルな空想づくりを心がける。





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