インターネットライフを快適に~ブリッジモード、パケットフィルタとは~(X7)

★ターゲット:インターネットを活用し、生活を便利にしたいアナタ(自宅や職場でISP契約をされている方前提)

皆さんこんにちは。虚空ネットです。今回はワタクシが、現代社会の象徴ともなっている「インターネット」について役立てる知識を伝授していきたいと存じます。まずインターネットを使う為にはISP(インターネット・サービス・プロバイダー)という通信会社と契約を結ぶ必要がございます。有名どころではドコモ光やau光、ソフトバンク光などですね。光以外でも色々契約はありますが、今回は最も高速通信である光サービスに焦点を当てて解説したいと思います!

ISPと契約すると、家によっては工事が必要になります。光ファイバーという通信を電柱から自宅の中までに引き込む工事ですね。そこで、家に専用の装置を取り付けます。これをまとめて「通信装置」と呼びましょう。その種類は以下の通りです!

①ONU(回線終端装置)

⇒壁の「光コンセント」に専用の「光ケーブル」を接続する機器です。ONUを通したときの通信速度は最大1Gbpsが可能です。ただ、LANケーブルの差込口が1箇所しかなく、ルーター機能(複数の端末に同時に接続する機能)がないため、この機器だけだとパソコン等1台だけしか利用できません。

②VDSL機器

⇒壁の「モジュラージャック」に「モジュラーケーブル」(一般的な電話線)を接続する機器です。電話用の銅線ケーブルに光ファイバーを組合せたものですADSLの約2倍の通信速度を可能とし、最大100Mbpsとなります。ONUと同じく、複数同時接続はできません。

③ルーター

⇒LANケーブルの差込口が複数あり、同時に複数のパソコンなどにインターネットを接続することを可能にします。無線LANとしての機能も備えていることが多いです。ルーターごとに料金や性能がさまざまで、各プロバイダーがルーターを貸し出すこともあります。




そこで今回は、通信速度や無線LANの機能面などでルーターごとに一長一短の為、複数のルーターを接続したい場合に便利な設定方法について解説したいと思います!下記の設定は、メーカーごとの専用のURLにパソコンなどからアクセスしての設定変更が可能です。

❶ブリッジモード(APモード)

→ルーターの無線LAN以外の機能を停止し、「Wi-Fi」の電波を出すだけのハブとして利用することです。メインはプロバイダーが貸し出すルーターを使って、無線の機能だけ市販の無線ルーターのものを使いたいという人におすすめです。

❷パケットフィルタ設定

→ルーター側で、パケット(一定の通信データ量)を外部の送信先や通信方向により通過させるか遮断するかを決定する機能です。IPV4パケットフィルタ設定とIPV6パケットフィルタ設定があります。「有効」(=セキュリティー有効)か「無効」(セキュリティー無効)、もしくは「高」「中」「低」などの設定になります。基本的にはセキュリティー面を考慮し、「有効」や「高」でいいのですが、複数ルーター使用時は片方のルーターのパケットフィルタを「無効」、一部接続端末が使用できない等の弊害が出る場合は「無効」や「低」に変える必要があります。ノートンやマカフィーなどのセキュリティーソフトのルーター版と捉えると分かりやすいでしょう。

❸PPPoEパススルー

→PPPoEブリッジともいいます。若干ややこしいのですが、ルーターに入っているPPPoE(プロバイダー側の認証コード)を使わず、接続する端末に設定したPPPoE機能を使って通信を行うことです。初期設定では「無効」になっていることが多いです。なぜならルーターに認証が入っていればインターネットは普通は使えるからです。しかし、ルーター側にはセキュリティー面から「NAT機能」というIPアドレスやポートを変動させるものが働いているため、一部のアプリケーションを使う時に通信できないことがあります。そこでPPPoEパススルーを「有効」にすることでルーター側の認証を無効化し、接続した端末に設定するPPPoE機能を使って通信を行うことができます。しかしセキュリティーが下がるので、セキュリティーソフトとの併用を推奨します。

さてさて、契約するプロバイダーにより使用するルーターも限られたりするので、慎重に決めた方がいいかもしれません。通信速度でいえば、NURO光に適うところはないようです。

『NURO光』:(株)フルマークス



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