Ⅱ 科学(Musical life)

21:育児=妊娠・出産・教育 -Baby Guard-



現代社会において、特に重要な学問を取り上げる。
第9弾は妊娠~出産、育児について。

<ページのベクトル>



<目次>

【1】出産して家庭をもつ

【2】育児して幼児から児童に育てる

【3】教育して一人前の大人に育てる






★更新:2022/9/12
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『【妊娠検査薬】チェックワン』:(株)アラクス




スティックに尿をかけるだけの簡単操作で、わずか1分で判定できる。




【1】出産して家庭をもつ


愛しい人と結婚し、Hをして出産に至るまでの経緯について。

Ⅰ 性行為して妊娠するまで

(1)なぜ子供が必要か?

根本的かつ哲学的な話だが、なぜ人は子供を作るのか?

●人類の存続のため

子供を作ることは生物としての生殖本能であり、 人類の未来の為、ないしは自身の
遺伝子 を後世に残す為である。その為軽はずみなセックスはせず、 相手と状況を見極めた上で行うべきである。子供は親の特徴を受け継ぐというが、その鍵となるのは遺伝子という物質である。

●遺伝子とは?

人間の遺伝子は約2万個あるといわれる。遺伝子はDNAという物質の一部で、 これにより両親の外見や体質、性格、能力などが受け継がれる。

(2)子供を育てる養育費について

赤ん坊を産むということは、子供が
18歳になるまでは親として扶養義務を負わなければならなくなるということ。重大な責任を負った行為ということを理解しなければならない。子供は当然1人の人間なので、 育てるのにお金がかかる。

●養育費はいくら?

子供を育てる費用を養育費と呼び、その相場としては子供が0~14歳までは月4万~6万円、15歳以降の場合は月6万~8万円になる。 内訳としては学費や食費、衣料費、医療費、おこずかいなどになる。子供が18歳になるまでの総合養育費は最低でも1,000万円を超える。

学費の詳細について、義務教育は中学校まで。公立と私立で大幅に異なる。幼稚園は公立なら3年間で約70万円、 私立なら3年間で約140万円。小学校は公立なら6年間で約200万円、私立なら6年間で約960万円。 中学校は公立なら3年間で約150万円、私立なら3年間で約420万円。高校は公立なら3年間で約83万円、私立なら3年間で約225万円。

(3)妊娠の発生条件

精子と卵子の受精。Hをしたら妊娠する可能性がある。

●妊娠は排卵日前後でのHで起きる

排卵とは成熟卵子の排出のこと。排卵日は月経周期の真ん中あたりになる。卵子は寿命は排卵から約1~2日。

(4)生理(月経)の過程

生理(月経)、別名、女の子の日とはメス(♀)の子宮から周期的に起こる生理的排卵のこと。周期は個人差あるが、
25~38日程度。 1日目が開始日、次の月経が開始する前日までの日数。最も妊娠しやすいのは20代である。生理の過程は概ね下記の通り。

・繁殖期
・排卵期
・黄体期

●繁殖期

生理の前半を増殖期と呼び、28日周期の場合、~14日までを指す。別名、卵胞期ともいう。 卵子をつくる期間。 女性の最も調子のいい時期。

●排卵期

次に
排卵期が訪れる、 28日周期の場合、14~16日目にあたる。卵胞から卵子が飛び出す。最も妊娠しやすい時期。 妊娠しなかった場合、不要になった子宮内膜が血液と一緒に体外に流れ出る(=膣から出血)。

●黄体期

最後が黄体期(おうたいき)。28日周期の場合、16日~にあたる。卵子が飛び出した後、 卵胞が黄体に変化する。妊娠したときの準備の為、子宮内膜が柔らかくなる。

(5)妊娠や生理に関する知識

●卵巣、卵胞とは

卵巣は卵子を作り出す器官(生殖器)。卵胞は卵巣にある、卵巣を含んだ球状の細胞の集合。

●初潮と閉経とは

初潮は12~13歳ごろ、月経が始まること。逆に閉経は40~54歳ごろ、月経が停止すること。即ち妊娠不可になる。

※参考サイト

・妊娠したいを応援






Ⅱ 妊娠~出産するまで

妊娠とは、性行為によって卵子と精子が交わり、形成された受精卵が子宮内で成長し、出産に至るまでのこと。女性が妊娠しているかどうかのサインを知っておかなければならない。

(1)妊娠~出産までの期間と症状

妊娠して出産に至るまで約
10カ月(約40週間)もかかる。

●妊娠しているかは妊娠検査薬で確認

妊娠の有無(0~3週間前)は妊娠検査薬で確認する。

●妊娠後、5週間~15週間ぐらいに「つわり」

つわりとは、吐き気や嘔吐、食欲不振などの不快な症状のこと。妊婦いより症状は様々で、 症状がほとんど見られない人もいる。

●妊娠後、5~7か月(約20週間~30週間)で性別が分かり始める。

●出産前(5時間~15時間前)は陣痛が数回!即入院させる

陣痛とは、赤ちゃんをお腹の外へと生み出すための子宮の筋肉の収縮運動のこと。 万全を期して産婦人科で入院させるのが鉄則である。妊婦にはお腹の張りや痛みが起きる。 陣痛の次は前期破水といって おしっこのように水が出る。

(3)産婦人科で出産、準備するもの

❶入退院時の準備品

・お金
・診察券や健康保険被保険者証、母子健康手帳
・洗面用具やタオル
・スリッパ
・湯のみ
・ママの授乳用ブラジャー、下着、パジャマ、生理用ナプキン、母乳パッド
・赤ちゃんの肌着、チャイルドシート、ベビードレス
・洗浄綿

●洗浄綿

消毒液が染み込ませてあるコットンのこと。ママの乳首や赤ちゃんの肌を拭くのに使う。

❷流産や中絶など

●流産(自然流産)とは

流産とは、妊娠中に何らかの異常により、22週未満で妊娠が終了してしまうこと。全妊娠の10~15%の確率で起きる。 母体の年齢が上がるにつれ、その可能性が高くなる。

●中絶(人工流産)とは

中絶(妊娠を人工的に中断させること)は産婦人科で行うが、中絶をするには「母体保護法」によって 適用条件が定められている。具体的には下記の通り。

・本人及び配偶者の同意が必要 (配偶者の意思表示ができない、または死亡した場合は本人の意思のみで可能)

・妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により、母体の健康を著し く害するおそれのある場合

・暴行や脅迫、抵抗、拒絶することができない間に姦淫されて妊娠した場合


中絶にかかる費用は
10万~15万円程度。

※参考サイト

・産科:出産の流れ(さめじまボンディングクリニック)



【2】育児して幼児から児童に育てる


出産後、幼児を健康に育てる為の秘訣。何も話せない、何も知らない無垢な赤子の状態から、 ある程度の社会性を備えた児童に成長させる過程。児童とは6歳~12歳までの小学生にあたる年齢期を指す。

Ⅰ 幼児の為に準備すべきもの

子供服、ベビーチェア、TV、オーディオ

(1)子供服の種類とサイズ

❶子供服の種類

・肌着(下着)
・おむつ
・ロンパース
・おくるみ

●肌着(下着)

インナーシャツやパンツ。

●ロンパース

トップスとボトムスがセットになったベビー服のこと。

●おくるみ

幼児を寝かすときに使う、優しく包み込む大きめの布。

❷子供服のサイズ

子供服は大きく分けて「ベビー服」と「キッズ服」がある。

・ベビー服:服のサイズ=身長目安50cm~100cm。

・キッズ服:服のサイズ=身長目安100cm~160cm。

(2)幼児の食べ物

●生後間もない0歳児には母乳とミルク

飲みやすいようミルクボトルを用意。

●生後5カ月ぐらいで離乳食

大人が食事をしていて、口を開けるなど興味を示してきたら、離乳食を与える時期のサイン。離乳食とは、10倍がゆなどの穀物類をドロドロにしたもの。例えば下記の通り。

・つぶしがゆ
・つぶした豆腐
・つぶした白身魚(しろみざかな)
・つぶした乳製品

(3)幼児の専用用品

・ベビーカー
・子供用ベッド
・ベビーチェア
・ベビーバス
・ベビーシート、チャイルドシート

●ベビーカー

幼児を乗せて徒歩で移動するさいに使用する、四輪の手押し車。日差しをよける覆いをかけたり、折り畳みもできる。一般的には使用するのは3歳ぐらいまで。

●ベビーチェア

主に自宅で、子供が座りやすいよう設計されたイスのこと。落ちないように、安全のためベルトがついている。

●ベビーバス

赤ちゃん専用の小型の浴槽のこと。中にお湯を入れて、身体を洗ってあげる。

●ベビーシート、チャイルドシート

「ベビーシート」は新生児~1歳前後の幼児を車に乗せるさい、専用のシートベルトで座席に固定し、安全を確保できるシート。


(4)幼稚園、保育園、学費

幼稚園や保育園への通学は義務ではないが、子供を一定時間預かってくれたり、先生や他の子供との交流により社会性が養われるので、親としての負担は減る。

●幼稚園と保育園の違い

・保育園:0歳~6歳までの子供が対象。厚生労働省が管轄。親に代わって子供を保育する。入園条件は「親が働いている」こと。

・幼稚園:4歳~6歳までの子供が対象。親の勤務状況など関係なく入園可能。

●幼稚園と保育園の学費

・公立幼稚園が1年間約22万円(全3年だと約66万円)
・私立幼稚園が1年間約53万円(全3年だと約159万円)

Ⅱ 幼児へのコミュニケーション

幼児にとって、言葉を話したり、社会になじんだり人間として成長していくためには、親や家庭環境の影響は非常に大きい。そのため責任をもって育てていく必要がある。

(1)身の回りの世話をする

幼児の身を守るため、幼いうちほど時間を割いて面倒を見なければならない。例えば下記の通り。

・スキンシップする
・ミルクや食事を与える
・おむつの処理
・常に監視し、危険な行動や状況から守る

❶スキンシップする

スキンシップして絆を深める。例えば下記の通り。

・抱っこする
・頭をなでなでする

❷ミルクや食事を与える

与えるミルクの量の目安は下記の通り。

・生後1週間:生後日数×10ml
・生後1週間~2週間:60~80ml

●ミルクの量が充足している場合

・ミルクが足りているときは赤ちゃんの血色が良く、機嫌がよい。
・体重が増えている。
・おしっこが1日に6回以上出ている

●ミルクの量が不足している場合

・ミルクを欲しそうな仕草をする
・体重が増えない
・おしっこが1日5回未満、便秘気味

❸おむつの処理

おむつとは、乳児の排便が外部に漏れないようにお尻に当てる布や紙のこと。テープタイプ、パンツタイプがある。

●テープタイプのおむつ

・価格が安い
・幼児のお腹や太もも周りに合わせてサイズ調整ができる
・幼児を寝かせたままおむつ替えがしやすい

●パンツタイプのおむつ

・立ったままおむつを替えることができる
・サイズは幅広く用意されている

(2)話しかける

たくさん話しかけることで、言語能力の育成につながる。言葉がわからないとしても、脳が反応していて、発達を促すので、どんどん積極的に話しかける。コツは下記の通り。

・高めのトーンで優しい口調で話す
・真顔ではなく笑顔で話す
・物の名前や抽象的な言葉(きれい、楽しいなど)を混ぜて話す

(3)文化鑑賞・運動・遊びをさせる

・テレビを流す
・音楽を流す
・絵本を読んであげる
・積み木をさせる
・ぬいぐるみ

●テレビを流す

テレビは生後すぐに見せても問題ない。テレビで人が話しているのを聞いて言語能力の向上に貢献する可能性がある。流しっぱなしなので楽だが、親子のコミュニケーションの機会が減ったり、視力や運動能力の低下など悪影響を及ぼす可能性があるので、多用は要注意である。

(4)一緒に旅行に行く

幼児を連れて旅行に行き、刺激を体験させたり、一緒に楽しむことで仲を深めることができる。おすすめの旅行スポットの例は下記の通り。

・水族館・動植物園
・テーマパーク



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たっぷり74枚×2パック。こちらはMサイズ(目安の体重6000g~11kg)。うんち、おしっこをしっかりガード!


【3】教育して一人前の大人に育てる


児童を卒業し、少年~青年(大人)へと成長させる為の正しい育成方法について。

少年以上になれば常に付きっきりでいる必要はないが、成人になるまでは不正な道に進まないように親としての教育は継続して施さなければならない。子供が年齢を重ねるごとに、干渉する時間は減っていき、放置する時間が増えるのが自然な流れ。なお、年齢による呼び分け方は下記の通り。

・少年(児童):5歳~14歳
・青少年:12歳~25歳
・未成年:18歳未満
・成人:18歳以上
・青年:20~30代

Ⅰ 少年の教育方法

小学生卒業まであたりの子供

(1)学費は何が何でも用意する

・公立小学校:1年間約32万円(全6年で約193万円)
・市立小学校:1年間約160万円(全6年で約959万円)

●公立と私立の違い。私立のメリット

小学校に限らず、私立の学校の方が数倍高額である。その理由、私立のメリットなどは例えば下記の通り。

・公立は住んでいる地域で学校が決まり、選択肢はないが、私立は学校や環境を自由に選ぶことができる。

・公立より私立の方が先生の質が高く、教育設備が整っている。

・公立では皆平等に同じ授業を受けるのに対し、私立では学校独自のシステムや教育計画があり、生徒に合わせた教育を受けることができる。

(2)義務教育なので不登校にならないよう見守る

・顔色やケガなどないか観察
・学校での悩みなどないか聞く

●学校での悩みなどないか聞く

元気がなかったり、帰りが遅いなど、様子がおかしいと感じたら、自分から積極的に聞いてみよう。内気な子供の場合、自ら口に出して相談してくることは少ない。

(3)暇あれば勉強教えたり、遊び相手になる

小学校で教えている科目は下記の通り。

・国語:1年生~6年生
・社会:3年生~6年生
・算数:1年生~6年生
・理科:3年生~6年生
・生活:1年生~2年生
・音楽:1年生~6年生
・図画工作:1年生~6年生
・家庭:5年生~6年生
・体育:1年生~6年生

(4)プレゼントを与える(誕生日など)

子供の感性や理性を養うため、色んなプレゼントを与えてみよう。例えば下記の通り。

・服類
・おもちゃ(ロボットなど)
・ゲーム機
・カードゲーム
・テーブルゲーム
・ラジコン、ドローン
・絵本、図鑑
・ぬいぐるみ、人形

Ⅱ 青少年の教育方法

中学生~高校生卒業あたりまでの子供

(1)最低でも高校生までの学費は出す

●高校卒業してないと、働ける就職口が限られる

義務教育は中学生までとはいえ、中卒だと雇ってくれる会社がかなり絞られるため、せめて高校までは活かせてあげるべきだろう。

●高校卒業までにかかる学費の目安

・公立中学校は1年間約49万円(全3年で約147万円)
・私立中学校は1年間約141万円(全3年で約423万円)
・公立高校は1年間約46万円(全3年で約138万円)
・私立高校は1年間約97万円(全3年で約291万円)

(2)将来の夢や仕事の相談相手になる

中学生や高校生にもなると、「何のために勉強するか?」など将来のことを考えていい年頃である。例えば下記の通り。

・教師、警察など公務員になりたい
・タレントやスポーツ選手になりたい
・漫画家などクリエイターになりたい
・特になりたい職業がない

●教師、警察など公務員になりたい

年齢制限があることや、公務員試験に合格する必要があることを説明し、試験勉強に必要な教材などを用意してあげる

●特になりたい職業がない

職業や仕事への憧れがないと、将来やりたくもない仕事を生活のために嫌々するくだらない人生になってしまうことを説明し、現役で仕事をしている職業の人を紹介したり、いいところを熱弁し、興味をもってもらう。

(3)プレゼントを与える(誕生日など)

青少年にもなると大人予備軍なので、子供の未来の為になるものなら、多少奮発してでも高価なものをプレゼントしたほうがいい。例えば下記の通り。

・携帯電話(スマートフォン)
・パソコン
・財布
・メイクセット(女子用)

●携帯電話(スマートフォン)

スマートフォンは、プランにより定額で、自分で何でも調べものができるし、連絡にも使えるので必ずもたせたいツールだ。中学校では従来スマホの持ち込みは禁止とされていたが、社会情勢などの変化により、2020年7月からフィルタリングをかけるなど条件つきで可能となった。







LINK

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