Ⅱ 科学(Musical life)

10:世界史=革命・日本と比較 -World History-



★一部で有効。

現代人が最低限知っておくべき重要な歴史まとめ。
第二弾は、世界史。

<目次>

【1】古代の世界を知る(紀元前~5世紀)

【2】中世の世界を知る(5世紀~15世紀)

【3】近世~現代の世界を知る(15世紀~21世紀)






★更新:2022/12/10
★文字数:約3000字(OK)



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『【書籍】世界の歴史 大図鑑』:アダム・ハート=デイヴィス




全620ページ、オールカラーのコンパクト版!(25.6×21.6×3.4)。 歴史的出来事や重要な歴史的人物特集や民主主義や資本主義など思想の違い、 科学技術や技術革新についての内容充実!






【1】古代の世界を知る(紀元前~5世紀)


★一部で有効。


Ⅰ ヨーロッパ史

『キリスト生誕』(紀元元年)

キリスト教の教祖イエス・キリストが誕生した年=西暦の開始となった。キリストは、30年頃処刑される。

『コロッセオの建設』(80年)

コロッセオとは、円形の闘技場のこと。現在はイタリアの首都ローマを代表する観光地。

Ⅱ アジア史

『仏教開祖』(紀元前450年)

インド北部で釈迦(シッダルダ)によって仏教が開かれる。

『三国時代』(184年~280年)

「三国志」で有名な、中国の魏・呉・蜀の三国が県立し、天下統一するまでの時代。「黄巾の乱」に始まり、司馬炎によって建てられた王朝「西晋」が呉を滅ぼして三国時代は終焉する。

Ⅲ アメリカ史

『パレオ・インディアン時代』(紀元前8000年以前)

アメリカ大陸に人類が最初に住んだ時期。現インディアンの祖先。石器で作った槍で北米に生息していたマストドン、マンモス、古代のカリブーやバイソン、ヘラジカ、アメリカアカシカ、ナキウサギなどの古代の動物を狩り、食料や衣服にしたりしていたとされる。

Ⅳ アフリカ・オセアニア史

『アウストラロピテクスの時代』(紀元前400万年~紀元前200万年)

アフリカで生まれた初期の人類。身長は120cm~140cmでチンパンジーと同程度だが、歩く能力をもっていたとされる。

【2】中世の世界を知る(5世紀~15世紀)


★一部で有効。

Ⅰ ヨーロッパ史

『ルネサンス』(14~16世紀)

古典古代のギリシア・ローマの文化・芸術を復興しようとする運動。 この運動が起きた経緯はゲルマン民族という蛮族の侵入や、神を絶対視し人間を罪深いものとする ローマ教皇の思想が支配している中世を「暗黒時代」とみて、それから人間を解放しようとする働きによるもの。 レオナルド・ダ・ヴィンチ(絵画:モナリザ)、ダンテ(文学:神曲)、ミケランジェロ(絵画・彫刻・建築)らが活躍した。

Ⅱ アジア史

『モンゴル帝国の侵略』(13世紀初頭~)

モンゴル高原にモンゴル帝国が成立、周辺を侵略し始める。日本侵攻も行った(元寇)が、激しい抵抗と台風による壊滅的打撃を受け撤退。

Ⅲ アメリカ史

『ヴァイキング上陸』(800年~1050年)

ヴァイキングとは、800-1050年にわたり約250年間、西ヨーロッパ沿海部を侵略した武装集団のこと。10世紀頃、ヴァイキングの船団がアメリカ大陸を発見し、ニューイングランドからニューヨーク州一帯を新天地として「ヴィンランド」と名付け定住を試みたが、先住民のスクレリングと折り合いがつかず抗争へと発展したため、元の入植地であるグリーンランドへ戻った。

Ⅳ アフリカ・オセアニア史

『アクスム王国の繁栄と衰退』(4世紀半ば〜9世紀)

支配領域はアラビア半島にまで拡大。クシュ王国を滅ぼす。アフリカで初めて独自の硬貨を製造。

【3】近世~現代の世界を知る(15世紀~21世紀)


★一部で有効。


Ⅰ ヨーロッパ史

『産業革命』(18世紀半ば~19世紀)

綿織物の技術革新や製鉄業の成長、蒸気機関の開発による蒸気船や鉄道の発明などの産業の大きな変革のこと。 これにより生活が格段に豊かになった。石炭、蒸気機関を動力源とする軽工業中心の発展を第一次産業革命、 石油を動力源とする重工業中心の発展を第二次産業革命と呼ぶ。

『フランス革命』(1789年~1799年)

自由・平等・友愛をテーマに起きた市民革命。身分制や領主制を一掃し、資本主義を発展させた。

『ナポレオン戦争』(1803年~1815年)

ナポレオンが率いる、フランス帝国を代表とするフランス軍vsイギリスなどの対仏大同盟の戦い。フランス革命を外国の干渉から守る革命防衛戦争として始まったが、しだいに「革命の理念の拡大」のための戦争、一面では侵略戦争へと変質した。1815年11月20日の第二次パリ条約の締結をもって戦争は終結し、ナポレオンは失脚した。

『スペイン風邪』(1918~1921年)

世界各国で流行したインフルエンザにより、多くの死者を出した出来事。 当時はインフルエンザという病気が知られておらず、単なる風邪の扱いがされていた。発祥はアメリカ。 世界中で5億人が感染したとされ、その中で最も多くの被害を受けたのがスペインである。 スペイン風邪のウィルスを発見したのは電子顕微鏡が開発された1930年代で、分離に成功したのは1935年である。

『第一次世界大戦』(1914年~1918年)

協商国と同盟国の間で戦われた世界規模の戦争。主戦場はヨーロッパ。7000万人以上の軍人が動員された。うちヨーロッパ人が6000万人。戦闘員900万人以上と非戦闘員700万人以上が死亡した。

Ⅱ アジア史

『英領インド帝国成立』(1858年)

イギリスがインドに帝国を作る。イギリスの君主(ヴィクトリア女王)がインド皇帝を兼ねており、事実上イギリスの植民地だった。このイギリスの植民地支配は、1947年のインド・パキスタンの独立まで続くが、その間、インドの民族運動が次第に強まっていく。

『フィリピン独立革命』(19世紀末~20世紀初め)

フィリピンは16世紀以降、スペインの植民地支配に置かれていたが、19世紀後半に植民地統治の改革を目指すプロパガンダ運動が展開され、これが急進化して1896年の独立革命と発展。

Ⅲ アメリカ史

『世界大恐慌』(1929年)

アメリカのニューヨークから始まった、株価の大暴落により経済が破綻した事件。その経緯はこうである。 大恐慌が起こる前、ヨーロッパを主戦場として第一次世界大戦が勃発しており、 戦時中はそれまでヨーロッパで作っていた工業製品や農作物をアメリカで作り、 余剰分を輸出することでアメリカの景気は右肩上がりになっていた。 そして世界中からアメリカの企業の株を買う人が増えたが、アメリカの過剰な生産力により商品の売れ残りが生じるようになり、 ヨーロッパの国々の経済も持ち直してきた為、アメリカの生産物は少しずつ売れなくなってきた。 そしてある日(1929年10月24日)、ニューヨークの証券取引所で株価の大暴落が起こる。 これにより銀行や企業、工場の倒産が相次ぎ、失業者が25%にも上がった。

Ⅳ アフリカ・オセアニア史

『アフリカ分割』(1880年代~1912年)

ヨーロッパの帝国主義列強によって激しく争われた、アフリカ諸地域の支配権争奪と植民地化の過程。リベリアとエチオピアを除くアフリカの全土がヨーロッパのわずか7か国によって分割支配された。





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日本史=伝統継承 -Japan History-