Ⅱ 科学(Musical life)

176:ハンハン=念能力学び開発-HUNTER×HUNTER-



★一部で有効。

独創的な作品のうち、特に面白い世界を取り上げる。
第6弾は冨樫義博の代表作品、ハンター×ハンター。
このページではハンター×ハンターの象徴ともいえる
「念能力」について考察し、現実で活かせるように消化する。

<目次>

【1】ハンター試験~幻影旅団編

【2】グリードアイランド~キメラ=アント編

【3】会長選挙~暗黒大陸編






★更新:2022/12/21
★文字数:約3000字(OK)



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『【漫画】HUNTER×HUNTERコミックセット』(SHUEISHA JUMP REMIX):冨樫義博




「SHUEISHA JUMP REMIX」は、ジャンプの名作漫画を分厚い読切ボリュームに再編集した、お得なコミックセット。 このコミックセットは全14巻となっており、最近の話「クロロvsヒソカ戦」も収める。





【1】ハンター試験~幻影旅団編


★一部で有効。


Ⅰ ストーリーの流れ

物語の要所を解説。

(1)ハンター試験編(1~5巻)

序盤から少年漫画とは思えない殺伐としたスリル感とレベルの高さが特徴。

クジラ島に住む少年「ゴン」は父親「ジン」が就いている憧れの職業「ハンター」になるため、ハンター試験を受けに行く。しかし試験に合格するのはかなり難易度が高く、命の危険も伴う。主な見どころは下記の通り。

・同じくハンターを目指す、のちの仲間「クラピカ」「レオリオ」「キルア」との出会い
・危険人物である奇術師「ヒソカ」との遭遇
・参加者同士や試験官とのスリル溢れる生死の攻防

(2)ゾルディック家編~天空闘技場~里帰り編(5~8巻)

ハンター試験で、ゴンの友達になったキルアは、高い能力をもちながら、兄の妨害により試験失格。キルアの暗殺者として育てられた生い立ちを知ったゴンは、キルアの実家に向かう。

そこで執事たちとの試練を乗り越え、キルアと再会。 ゴンは試験で貸しを作られたヒソカと戦うため、キルアと共に天空闘技場に挑戦する。

そこでヒソカを含め、一定のランク以上の人間は「念能力」という特殊な技能を修得していることを知る。 見どころは主に下記の通り。

・メガネ青年の念能力者「ウィング」と出会い、念能力を学ぶ
・ヒソカvs美青年「カストロ」との戦い
・ゴンvsヒソカ

(3)幻影旅団編(8~13巻)

世界最大のオークションが開催される。そこでクラピカの復讐相手である幻影旅団はオークションの品物全てを盗もうとしていた。

一方ゴンたちは、ゴンの父親ジンが作ったゲーム「グリードアイランド」が競りに出されるという情報をもとに落札を狙う。

また、クラピカは幻影旅団に奪われた仲間の「緋の目」を取り戻すため、特殊な念能力を身につけマフィアに雇われる。そして同じくオークションに参加。

オークション会場がある「ヨークシン」にて幻影旅団らがドンパチする様が描かれる。主な見どころは下記の通り。

・旅団の中でパワー最強「ウボォーギン」の対マフィア&特殊部隊「陰獣」での一騎当千ぶり
・クラピカの最初の復讐:クラピカvsウボォーギン→クラピカの対旅団特化能力公開
・幻影旅団団長「クロロ」vsキルアの父+祖父のハイレベルな戦い

Ⅱ 名シーンや主要テーマ

作中のポイントをさらに深く掘り下げる。

(1)念能力について知ろう!

ハンター×ハンターの象徴ともいえる「念能力」が漫画の中で明らかになるのは「天空闘技場編」の7巻、 ゴンとキルアの師匠になるウィングの口から。ゲーム好きな人なら念能力の奥深さにはまるに違いない。 また、以降のストーリーは念能力を使った展開がデフォルトになる為、 ストーリーを楽しむ為にもここは最低限押さえておくべき。

●「念」とは、体から溢れ出すオーラという生命エネルギーを自在に操る能力

オーラは微弱ながら誰もが放出しているが大抵垂れ流しになっている。 「念」の中には「纏(てん)」や「絶」、「練」などの細分化された技術がある。

●「纏」「絶」「練」は念の基礎技術

・纏は垂れ流しになったオーラを肉体にとどめる技術。これにより常人よりはるかに若さを保ち、肉体が頑強になる。

・絶はオーラを絶ち、ゼロにする技術。極度の疲労を癒したり気配を消す時に使われる。

・練は通常以上のオーラを発生させる技術。

●キミの敗因は容量(メモリ)のムダ使い♥(8巻)

念能力のプロフェッショナル、ヒソカの名言。天空闘技場で対戦相手「カストロ」に放ったセリフ。 カストロは本来「強化系」に属するキャラクターだが、自分の分身を作り出すという「具現化系」の能力、 さらにその分身を操作するという「操作系」の力も要求されるという高度な技を習得していた。 しかし、いずれも本来強化系に属するキャラクターからすると苦手分野にあたるため、 その能力を覚えたが為に才能のほぼすべてをそれに費やしてしまい、それをヒソカに見破られたが為に敗北してしまう。

<念能力相性図>





【2】グリードアイランド~キメラ=アント編


★一部で有効。

(1)グリードアイランド編(13~18巻)

ゴン達は父ジンに会うため、グリードアイランドのプレイヤーを募っていた富豪バッテラの募集に応募する。 ポイントは主に下記の通り。

・見た目少女、実年齢おばさんの「ビスケ」と出会い、ゴンたちの師匠になる
・グリードアイランドのクリア条件は、ゲーム中の全てのカードを集めること。
・カードの効果は若返るなど、ゲーム・夢のような効果
・集めたカードのうち3枚のカードを現実世界に持ち帰り、使用することができる
・ゲーム内でゲームマスターとのドッジボールバトル
・大量のプレイヤーを虐殺した最凶の敵ボマー達との死闘

(2)キメラ=アント編(18~30巻)

摂食交配(多生物を食べることで食べた生物の特徴を次世代に引継ぐ)をする巨大な蟻、 キメラ=アントの女王がNGL自治国に漂流。そこで人間を食べた女王は、極めて栄養価が高いことを知り、 次々と人間を捕食。そして子供をたくさん産み、人類の脅威となっていく。見どころは主に下記の通り。

・人類最強「ネテロ」vs蟻最強「メルエム」
・ゴンさんvsネフェルピトー
・疾風迅雷と電光石火の能力を得たキルアが活躍
・旅団も蟻討伐に活躍:忍者系「フェイタン」の能力公開
・会長ネテロの親衛隊「モラウ」「ノヴ」とその弟子「ナックル」「シュート」登場
・ノヴの弟子の1人「パーム」の狂った女ぶり
・カイトの死と再生

【3】会長選挙~暗黒大陸編


★一部で有効。

(1)会長選挙(30~32巻)

会長ネテロはキメラアント王との戦いで戦死・次期会長を決める選挙が行われる。見どころは主に下記の通り。

・ジンがようやく登場
・個性豊かな「十二支ん」のメンバー

(2)暗黒大陸編(32巻~)

カキン帝国のナスビ=ホイコーロ国王が、世界の外側「暗黒大陸」への進出を突如宣言。探検隊の責任者は、故ネテロ前会長の息子を名乗るビヨンド=ネテロ。 見どころは主に下記の通り。

・34巻:番外編だが念願のヒソカvsクロロ







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