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Ⅱ 科学(Musical life) 173:FF=世界に浸透、着想を得る -Final Fantasy-★一部で有効。 独創的な作品のうち、特に面白い世界を取り上げる。 第3弾はファイナルファンタジーシリーズまとめ。 <目次> 【1】FFのストーリー=世界観 【2】FFのキャラクター=生き様をまねする 【3】FFのシステム・概念 ★更新:2022/12/16 ★文字数:約4700字(OK) 『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン -PS4』 2022/12時点、FFの最新作!2007年当時、PSPで発売されたFF7のスピンオフ作品だが、グラフィックが格段に向上しており、戦闘システムなど手が加えられていて、楽しめる! |
【1】FFのストーリー=世界観★一部で有効。 1987年より、坂口博信によって生み出される。 Ⅰ 本編 - RPGの頂点 『ファイナルファンタジー』(1987年~) ★対応機種:ファミコン、PS、iOS、Android 暗黒に包まれた世界を光の戦士達4人が救う話。黒幕は、かつて王国のナイトであったガーランド。 セーラ姫をさらい、カオス神殿に籠もっていた。光の戦士達はその証であるクリスタルをもつが、 その光を遮る者達がいる。土、火、水、風の4つの力のカオスである。奴らを倒し、歪められた時の鎖を断ち切る。 『ファイナルファンタジー2』(1988年~) ★対応機種:ファミコン、PS、iOS、Android 『ファイナルファンタジー3』(1990年~) ★対応機種:ファミコン、PS、iOS、Android 『ファイナルファンタジー4』(1991年~) ★対応機種:スーパーファミコン、PS、ニンテンドーDS、PSP、iOS 『ファイナルファンタジー5』(1992年~) ★対応機種:スーパーファミコン、PS、ニンテンドー3DS、iOS、Android 『ファイナルファンタジー6』(1994年) ★対応機種:スーパーファミコン、PS、ニンテンドー3DS、PS3、PSP、iOS、Android< 『ファイナルファンタジー7』(1997年~) ★対応機種:PS、PS4、Nintendo Switch ファイナルファンタジーシリーズが飛躍的に人気が出るきっかけとなった作品。 ミッドガルを象徴とする、「魔晄」というエネルギー源が存在する近未来的な世界観、 主人公クラウドをはじめとする魅力的なキャラクター、マテリアを特徴とする 斬新なシステムなどで多くの人の心を掴むシリーズの代表的な作品になった。 ❶FF7の魅力とは ●キャラクターが皆、秘密を抱えており共感できる 登場するキャラクターが初見の印象とは裏腹にトラウマ級の秘密をもち、 それがストーリーを進めるにつれ明らかになるので、とても興味深くプレイできる。 ●「ミッドガル」や「魔晄」などSF的世界観が壮大! FF7には「魔晄」と呼ばれる星の生命エネルギーが存在し、それを「神羅」という巨大企業が牛耳っているという実情がある。 神羅は魔晄を使って電力事業や科学研究、兵器開発などを行う。モンスターを生み出したのも神羅である。 神羅の中に「ソルジャー」という戦闘組織がある。 ●音楽が「ザ・植松節」で感動的なものばかり! オープニング~爆破ミッションの曲やバトル曲「闘う者達」「更に闘う者達」、 切ないけど感動的な「エアリスのテーマ」「花火に消された言葉」、ラスボス曲「片翼の天使」など、印象に残る名曲揃い。 ●「リミット技」「マテリア」などシステムが斬新! 怒りゲージをためて溜まったら必殺技を放つ「リミット技」、魔晄が凝縮した石で、 装備をすると魔法を使ったり様々な特殊効果が得られる「マテリア」のシステムが面白い。 ❷FF7の本編とリメイク作品 ●ファイナルファンタジー7(1997年) FF6までの2D視点ではなく、3Dでの立体的なつくりでフィールドが描かれる。 ●ファイナルファンタジー7リメイク(2020年) ★対応機種:PS4 全世界待望のリメイク版FF7。原作とは比べ物にならない位リアルな世界観になっており、 アクションゲームとしても楽しめるシステムになっている。また、内容が単なる焼き直しではなく、 原作、および外伝作品として出た4作品の内容ともつながりがあるものとなっており、 元々このリメイクは外伝作品の5作目として企画されていた。 その為リメイクのストーリーで散りばめられた謎や伏線については、 外伝作品をプレイしておくと真相に近づけるかもしれない。 『ファイナルファンタジー8』(1999年~) ★対応機種:PS、PS4(DL専用)、Nintendo Switch、Windows 『ファイナルファンタジー9』(2000年~) ★対応機種:PS、PS4(DL専用)、Nintendo Switch、iOS、Android 『ファイナルファンタジー10』(2001年~) ★対応機種:PS2、PS3、PS4、Nintendo Switch ●ファイナルファンタジー10 ●ファイナルファンタジー10-2 『ファイナルファンタジー11』(2002年) ★対応機種:PS2、Windows シリーズ初のオンラインRPG。 『ファイナルファンタジー12』(2006年~) ★対応機種:PS2、PS4、Nintendo Switch 『ファイナルファンタジー13』(2009年) ★対応機種:PS3 ●ファイナルファンタジー13 ●ファイナルファンタジー13-2 ●ファイナルファンタジー13ライトニングリターンズ 『ファイナルファンタジー14』(2010年) ★対応機種:PS4、Windows、MacOS シリーズ2作目のオンラインRPG。 『ファイナルファンタジー15』(2016年) ★対応機種:PS4、Windows、MacOS Ⅱ 外伝 - シミュレーションや格ゲー 『ファイナルファンタジー7コンピレーション』 人気作FF7には複数の外伝作品が存在する。 ●ビフォアクライシス(BC)ファイナルファンタジー7(2004年) ★対応機種:Ezweb、Yahoo!ケータイ 帯用ゲームとして配信され、2018年に配信終了。本編の過去を描いた、ザックスを主人公としたストーリー。 現在はプレイできないため、代わりに新たに発売された「クライシス・コア(後述)」をプレイするとよい。 ●【DVD作品】ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン(2005) ★対応機種:PC、家庭用ゲーム機(初代プレステ以降) 本編の2年後を描いた映像作品。 ●ダージュオブケルベロス ファイナルファンタジー7(2006年) ★対応機種:PS2 本編から3年後が描かれる、ヴィンセントを主人公としたガン・シューティングゲーム。 ●クライシス・コア ファイナルファンタジー7(2007年) ★対応機種:PSP BCと同じく本編の直前までの過去を描いた、ザックスを主人公としたストーリー。 『ファイナルファンタジータクティクス』 ★対応機種:PS 『ディシディアファイナルファンタジーシリーズ』 歴代のFFキャラクターが集結し、バトルを楽しむことができるアクションゲーム。 ●ディシディアファイナルファンタジー ★対応機種:PSP、PS4 ●ディシディアファイナルファンタジーNT ★対応機種:PSP、PS4 『FFBE幻影戦争』 ★対応機種:iOS、Android |
【2】FFのキャラクター=生き様をまねする★一部で有効。 Ⅰ PERSONAL CHARACTER 人間 『クラウド』(FF7) ミッドガルでなんでも屋をやっている。元神羅兵。宝条の「セフィロス・コピー計画(後述)」で実験体にされ、 身体が強化されるが、代償として精神崩壊をし、他者との記憶の入り交じった状態になっている。 その為宝条からは失敗作扱いされている(成功作には数字入りの入れ墨が施される)。 もともと最高のソルジャー、セフィロスに憧れていたが、セフィロスがある出来事をきっかけに豹変し、 故郷を焼き払い、幼馴染のティファらを傷つけたため、セフィロスは因縁の敵となった。 『セフィロス』(FF7) かつて神羅に所属していた最高のソルジャー。ストーリー本筋から起算して5年前、 ニブルヘイムの全焼事件のさいに死んだといわれた。ソルジャーは諸悪の根源である科学者、 宝条の実験により体内にジェノバ細胞を埋め込まれ、重度の魔晄を浴びた強化人間である。 その中でセフィロスは最高傑作といわれている。ジェノバとは2000年前に星にきた凶悪な宇宙生物であり、 古代種との戦いに敗れ北の大地に封印されていた。宝条はセフィロスに施した、 ジェノバ細胞を移植する手術を耐性のない者にあえて施すことで、 分割されたジェノバ細胞がセフィロス本体(ジェノバ本体)に向け再集結(リュニオン)するという 仮説をもとにしたセフィロス・コピー計画を進めた。 『エアリス』(FF7) 古代種の生き残り。 『アーロン』(FF10) 『ティーダ』(FF10) 夢の(未来になるはずだった)ザナルカンドの住人。 『ジタン』(FF) 『スコール』(FF8) Ⅱ モンスターや召喚獣 『ジェノバ』(FF7) FF7の世界で諸悪の根源となる存在。過去に宇宙(空)から降ってきた厄災。 いわば寄生生物であり、他人の記憶に合わせて姿や声を擬態し、ウィルスを撒き、 人をモンスターに変え、幻影を見せるという能力をもつ。 また、細胞がバラバラになっても集結するリュニオンという特性ももつ。 2000年前に星に現れてからセトラ(古代種)と戦争になったが、敗れ、地中深くに封印されていた。 星の精神エネルギーであるライフストリームを喰らい尽くすことを目的としており、 ジェノバの存在がある限り、星は自身の力で完全に修復することはできない。 ※ジェノバについては作中、アイシクル・ロッジでの録画テープの中で、セトラであるイファルナにより語られる。 |
【3】FFのシステム・概念★一部で有効。 Ⅰ FFシステム 『マテリアシステム』(FF7) 『ジャンクションシステム』(FF8) Ⅱ FF概念 『セフィロス・コピー計画』(FF7) 科学者宝条により行われた実験。ジェノバ細胞に耐性のない者達(ニブルヘイムの住民)にセフィロスと同様の手術を施し、 ジェノバの特性であるリュニオン仮説(バラバラになった細胞が本体に向け再集結する)を証明する為に実行した計画。 クラウドも被験者の1人だが、精神崩壊を起こした為失敗作扱いされた。 しかしジェノバ細胞の影響でセフィロスを追うという点においては変わりない。 結果的には皮肉にもクラウドのみ、セフィロスのもとにたどり着いた。 作中登場する黒マントの者たちはそれぞれナンバリングの入れ墨が施されており、ジェノバ細胞の影響でセフィロスの姿に擬態する。 |
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