Ⅱ 科学(Musical life)

11:日本の名人=成功の秘訣 -Historical Japanese-



★一部で有効。

現代人が最低限知っておくべき重要な歴史まとめ。
第3弾は、日本の歴史的人物についてまとめる。
各人物がどのような性格で、どのような偉業を成し遂げたかに着眼点を置く。

<目次>

【1】古代日本の名人を知る

【2】中世~近世日本の名人を知る

【3】近代日本の名人を知る






★更新:2022/12/11
★文字数:約3000字(OK)



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【1】古代日本の名人を知る


★一部で有効。

縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安

『卑弥呼』(~248年)

「魏志倭人伝」の中国の史書に記されている倭国の女王。「邪馬台国」に都をおいていた。 鬼道に仕え、よく大衆を惑わし、その姿を見せなかった。生涯夫をもたず、政治は弟の補佐によって行なわれた。

『聖徳太子』(574年〜622年)

飛鳥時代の皇族・政治家。隋や朝鮮半島から進んだ文化や制度をとりいれ、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど、 中央集権国家体制の確立を図った。このほか仏教を厚く信仰して興隆に努め、 後世には聖徳太子自体が日本の仏教で尊崇の対象となった。

【2】中世~近世日本の名人を知る


★一部で有効。

※中世:鎌倉~室町/近世:戦国、安土桃山、江戸

『織田信長』(1534年~1582年)

戦国を象徴するかのごとく残虐で冷酷な人物として知られる武将、戦国大名。 尾張(愛知県西部)の地方領主として生涯を歩み始め、勢力を広げて天下人への道を進み続けた。

※大名=大いに名の轟く者

❶数々の戦乱での業績

・「桶狭間の戦い」(1560)で今川義元を撃破

・「姉川の戦い」(1570)で越前の大名「朝倉義景」と北近江(おうみ)の大名「浅井長政」と戦い、徳川軍の活躍で辛勝

・「長篠の戦い」(1575)で徳川軍と連合し、鉄砲隊を使って武田軍を撃破

・「本願寺攻略」(1580)で本願寺法主「本願寺顕如(けんにょ)」と戦い、辛勝。 本願寺は浄土真宗の総本山で財力・兵力ともに大名クラスの勢力をもち、信長にとって最強の敵であった。

・「本能寺の変」(1582)で家臣、明智光秀が謀反(むほん)を起こす。 信長は寝込みを襲われたため寺に火を放ち、最期は自害する。

※参考サイト

・名将「織田信長」の有名な戦い(NAVERまとめ)

❷革新的な商業政策

●楽市楽座

商人からは税を取らないという政策を行い、これにより商業が発展した。

●関所の廃止

かつて徴税や検問の為、要所に「関所」が設置されていて物品の運送が妨げられていた。 この「関所」を廃止し、両国内の道を舗装して橋をかけることで運搬がスムーズにいくようになった。

『豊臣秀吉』(1537年~1598年)

農民から天下人へと上り詰めた、戦国一の出世頭、武将、大名。

❶出世の秘密

●馬飼いエピソード

信長に仕えたさいにまず馬飼いを命じられた秀吉は暇さえあれば馬の身体をなで続け、そのお陰で馬はいつも毛が艶やかだった

●信長の草履(ぞうり)を懐で温める

秀吉のゴマすりエピソードとして有名。寒い季節、信長の足が冷えないように、 いつも懐に入れて温めて差し出すという心遣いが信長に気に入られた

※参考サイト

・豊臣秀吉の出世(年代ゴロ合わせ暗記)

❷天下統一後の政策

●太閤検地(1582~)

日本全土で行った検地(田畑の測量=土地調査)。 「石盛(こくもり)」(=米の収穫量×土地の面積で土地の価値を決める)という方法で土地のランク付けがされた。

●刀狩令(1588)

武士以外の僧侶や農民などから武器の保有を放棄させること。 これにより武士は城下町、農民は農村に住むように「兵農分離」が進んだ。

『徳川家康』(1543年~1616年)

戦国時代を終結に導いた武将、大名。江戸幕府の初代征夷大将軍。

❶性格・エピソード

●我慢強い性格

幼少の頃は弱小な豪族の家に生まれ、今川氏の人質となり不遇な子供時代を過ごした。 今川氏が信長に敗れると自由な身となり、信長の行動力などを学んだ。

●健康を心がけた

食べ物は麦飯や魚、野菜の煮つけ、納豆など健康なものを好み、75歳まで生きた。医学の知識も豊富だったという。

●質素で倹約家

着物をずっとおなじものを着たり、無駄遣いをしなかった。

●新しいもの好き

南蛮胴(鎧)、南蛮時計など新しいもの好きだった

❷江戸幕府での政策

江戸幕府は鎌倉、室町に続く最後の武家政権で、260年間、徳川家が日本を支配していた。

●武家諸法度

日本全国の大名に対する約20項目ぐらいの定めごと。

●禁中並公家諸法度(きんちゅうならびにくげしょはっと)

天皇や公家(朝廷に使える貴族)が遵守すべき規定、僧の官位についての諸規定。全17条。

『宮本武蔵』(1548年~1645年)

江戸時代初期の剣術家、芸術家。二刀流の開祖。巌流島での佐々木小次郎との決闘が有名。絵画や武具・馬具制作も頻繁にしていた過去があり、主な作品は下記の通り。

・鵜図、枯木鳴鵙図、紅梅鳩図(国の重要文化財)
・正面達磨図、盧葉達磨図、盧雁図屏風、野馬図などの水墨画
・鞍、木刀などの工芸品

これらは各地の美術館に収蔵されている。

『武田信玄』(1521年~1573年)

戦国大名。軍旗に書かれた「風林火山」という言葉で有名。騎馬軍団を率い、戦争に強かった。しかし、息子の息子の武田勝頼の代になって織田信長に滅ぼされ、衰退する。

『明智光秀』(1516年~1582年)

戦国大名。経歴は下記の通り。

①美濃の国主である斎藤道三に仕える
②道三と義龍の親子の争いの結果、浪人となる
③越前国の朝倉義景を頼り、10年暮らす。医学の知識を得る
④足利義昭に仕え、織田信長に仕える
⑤比叡山焼き討ちへ貢献し、坂本城の城主となる。
⑥京都の本能寺で織田信長を討つ
⑦山崎の戦いで羽柴秀吉らに討ち取られる(三日天下)

【3】近現代日本の名人を知る


★一部で有効。

※近現代:明治、大正、昭和、平成

『坂本龍馬』(1836年~1867年)

幕末の経営者。実績は主に下記の通り。

・貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(のちの海援隊)を結成
・倒幕や明治維新に関与
・土佐藩を動かして大政奉還を提言
・明治新政府の基本となった国家構想『船中八策』を提案

『西郷隆盛』(1828年~1877年)

幕末から明治初期の日本の政治家、軍人。薩摩藩をリードして王政復古を実現させ、 徳川幕府を倒し、明治政府の成立に大きな貢献をした。 明治維新後、封建制度下の特権を失った不平士族(旧武士)の首領となって西南戦争を起こしたが、政府軍に敗れ自刃した。






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