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Ⅲ 博学(Expert life) 38:アプリ開発=需要と競合性・本格事業 ★一部で有効=Appli-Making アプリの開発、実践編。 <目次> 【1】アプリの種類=どんなアプリを作るか？ 【2】WEBアプリの開発 【3】スマホアプリの開発  ★更新：2023/4/17 ★文字数：約3200字(OK)   『【書籍】Webサーバを作りながら学ぶ』：前橋和弥    WEBアプリ開発に必要な幅広い知識と多様な技術を1つ1つ解説。 HTTP、サーブレット、Cookie、セッション、プロキシサーバ、TLS、JavaScript、Ajaxなど。これらを全部試しながら学べる！ |
【1】アプリの種類=どんなアプリを作るか？一口にアプリといっても様々な種類がある。既存のアプリから学び、自分が作りたいアプリがどんなものか見極めよう。ここで触れる「難易度」は、1個人、あるいは名もなき企業がゼロからアプリを作ろうとする場合、成功する難易度を指す。 Ⅰ 実用系 SNSやショッピングアプリなど人々の生活に深く関わる、実用的なアプリ。 (1)SNSアプリ ●参考アプリ Twitter、Facebook、Instagram、LINE ●今後の需要と競合性から見た難易度：★★★★★ 既に大手の会社が便利なSNSを開発しており、浸透している現状で、仮により便利な新たなSNSを開発したとしても、世に浸透させるのは至難の業だろう。 (2)マッチングアプリ 男女の出会いを斡旋する為に作られたアプリ。 ●参考アプリ YYC、ハッピーメール ●今後の需要と競合性から見た難易度：★★★★☆ ハッピーメールをはじめ老舗といわれる出会い系アプリから、新しく登場し続けるマッチングアプリまで、今や膨大な数のアプリが存在する。結局のところマッチングアプリで最重要なのがシステムよりも「登録者数」。せっかくいいシステムがあっても、人が集まらなければ出会いが生まれるわけがない。サクラを雇って集客するなど悪質極まりない。 (3)ニュースアプリ ブログのようにニュースをアプリ化したもの。 ●参考アプリ SmartNews ●今後の需要と競合性から見た難易度：★★☆☆☆ 情報源や情報収集は必要だが、やることはニュース記事をまとめるだけなので、比較的作りやすいかもしれない。競合性についても、特定分野に特化するなど個性を出せば十分勝ち目はある。 (4)ショッピングアプリ いわゆる通販サイトの開発。 ●参考アプリ アマゾン ●今後の需要と競合性から見た難易度 (5)マップアプリ ●参考アプリ Googleマップ ●今後の需要と競合性から見た難易度 Ⅱ娯楽・芸術系 動画鑑賞やゲームなど、趣味や遊びに使うアプリ。 (1)動画アプリ ●参考アプリ Youtube、Tiktok、ニコニコ動画 ●今後の需要と競合性から見た難易度 (2)音楽アプリ (3)ゲームアプリ ●参考アプリ ポケモンGO、パズドラ、ポコパン！、ディズニーツムツム ●今後の需要と競合性から見た難易度：★★★☆☆ 1個人がアプリ業界で戦おうと思うなら、ゲーム性により無限の可能性を秘めたゲーム分野に手を出すのが最も現実的かもしれない。 (4)写真加工アプリ |
【2】WEBアプリの開発HTMLやJavaScriptなどのプログラミング言語を習得できれば個人でも開発可能。アプリにはスマホにはインストールせず、ウェブブラウザからアクセスして利用する「WEBアプリ」と、スマホにインストールして使用するアプリ、「スマホアプリ」がある。ここでは端末に関係なく使用できる「WEBアプリ」の開発について解説する。 Ⅰ WEBアプリとは何か？ (1)WEBサイトとWEBアプリの違い 一般的な個人ブログや個人サイトのような「WEBサイト」はただメーカー（作り手）が情報や日記を一方的に公開するものである。一方でWEBアプリはユーザー（閲覧者）が積極的に参加できる仕組みをもつという違いがある。 ●WEBサイトの例 「Wikipedia」 ●WEBアプリの例 「Twitter」「Facebook」「Instagram」「Amazon」など (2)WEBアプリの作り方 サイトをアプリ化するにあたり、自分でプログラミング言語を習得して、何もかも自分で作らなければならないかというとそうでもない。便利なことにGoogleをはじめ、各社でプログラミング技術を使った各種機能を提供しており、それらを使うこともできるからだ。 Ⅱ WEBサイト→WEBアプリへの転換 (1)検索機能の導入 「サイト内検索」ができるようにする。ちなみに自分でプログラミング言語で書きこまなくても、Googleの無料サービス「Googleカスタム検索」（JavaScript使用）を使えば簡単に導入可能。しかしいつサービスが終了するか分からないため、自分でやり方は覚えた方がいいかもしれない。なお、WordPressではデフォルトで検索機能がある。 (2)お問い合わせフォームの導入 ページの内での不明点解消や改善要望をいただくために、お問い合わせフォーム（ご意見箱）を設置。お問い合わせフォームを作るには、Googleフォームをはじめ、誰でも簡単に作れるお問い合わせフォーム作成サービスを使うか、自分で専門的なプログラミング知識（PHPなど）を習得して作るかいずれかになる。 ●Googleフォームで作成 ※公式サイト  →Googleアカウントがあれば無料で利用可能。簡単なアンケートフォームの設置のほか連絡先情報を記述したお問い合わせフォームなど作成できる。アンケートフォームを作成したいときは上記画像の「空白」、お問い合わせフォームを作成したいときは「連絡先情報」から作成できる。なお、ブラウザはGoogle Chromeでないと正しく動作しないので注意。 相手からの送信内容はGoogleフォームにログインすれば閲覧可能だが、これに返信するには入力されたメールアドレス宛に個別に返信しなければならない。 ※参考サイト ・WEBサイトからWEBアプリケーションへの変換 ・メールフォームの作り方まとめ（パイプドビッツ） ・GoogleフォームをWEBサイトに埋め込む方法（創kenブログ） |
【3】スマホアプリの開発スマホにインストールするアプリ「スマホアプリ」には、Android端末にインストールする「Androidアプリ」とiPhoneやiPad、iPodにインストールする「iOSアプリ」に分けられる。それぞれで開発環境が異なる。 Ⅰ Androidアプリの開発 (1)「Android Studio」のインストール Androidアプリを作るには、まず「Android Studio」というソフトをパソコンにインストールする必要がある。Windows、Mac両方とも対応。 Ⅱ iOSアプリの開発 ※参考サイト ・AndroidとiPhoneアプリの開発環境の違い（MMU）    |
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