Ⅱ 科学(Musical life) vol.27 芸能ワーク -Flash Job-仕事の種類まとめ。 第4弾は芸能・報道系。 <ページのベクトル> <目次> 【1】報道・マスコミ系の職業 【2】スポーツ関係の職業 【3】エンターテイメント系の職業 ★更新:2021/8/16 ★ページ完成度:90%(公開OK) ★文字数:約9400字(達成) 『オーディション参加費無料!【ワイスター】』:(株)インフォメーション 芸能事務所「ワイスター」のオーディション募集。ターゲットは中学生~35歳までの男女。未経験大歓迎! |
【1】報道・マスコミ系の職業テレビや雑誌、ラジオ、新聞などのメディアを通じて視聴者に情報を伝える。 Ⅰ 報道職 -Announcer- ニュースや報道番組の司会や進行役を務める。 (1)ニュースキャスター:平均年収約600万円 放送局に勤め、ニュースの進行役を担う。その日のニュースを読んだり、ゲストとしてスタジオに招いた専門家から意見を聞き出したり、自分の意見を述べたりする。現地に取材に行くこともある。 ●ニュースキャスターになるには 資格不要。テレビ・ラジオ局のアナウンサーや報道記者が経験を積み、能力を認められると起用される。 (2)アナウンサー:平均年収約915万円 テレビやラジオなどの番組でニュースを読んだり、スポーツの実況中継をしたり、バラエティー番組の進行を行ったりする。 ●アナウンサーになるには 資格不要。局によっては4年制大学卒が必須。 (3)ナレーター:平均年収約385万円 テレビやラジオで音声を伝える。内容を分かりやすく伝えるために朗読する。 ●ナレーターになるには 資格不要。 (4)リポーター:平均年収約525万円 テレビやラジオなどで事件や事故、スポーツの試合、記者会見などの現場から取材した情報を視聴者に分かりやすく伝える。 ●リポーターになるには 資格不要。テレビやラジオなどの放送番組の制作会社に入社する。 (5)DJ:平均年収約200万円 クラブやラジオなどでBGMとなる音楽を選び、流す。選曲や曲の繋ぎ方のセンスが問われる。 ●DJになるには 資格不要。 (6)ジャーナリスト:平均年収約730万円 時事問題や事件の真相について関係者に取材やインタビューをし、テレビやラジオなどのメディアへの出演や原稿執筆、映像作成などを行い、視聴者に真実を伝える。 ●ジャーナリストになるには 資格不要。新聞社や放送局、出版社などに入社して経験を積む。 (7)ラジオパーソナリティ:平均年収550万円 ラジオ番組で司会・進行を務める。交通・天気など様々な情報を伝えたり、ゲストを迎えて話をするなど。 ●ラジオパーソナリティになるには ラジオ放送を行っている放送局にアナウンサーとして就職する。 Ⅱ 裏方スタッフ -Production Staff- テレビやラジオなどの放送局で視聴者の前に姿を見せたりはしないが、番組を制作するための役割をこなす。 (1)テレビ局報道記者:平均年収約1400万円 テレビ局で働く記者。番組で必要な取材や原稿の作成を行う。 ●テレビ局報道記者になるには 資格不要。テレビ局に入社する。 (2)テレビAD:平均年収約350万円 AD=アシスタントディレクター。テレビの制作現場で、現場監督であるディレクターの補佐を行う。具体的にはインターネットや電話を使った情報収集や、番組で使うイラストや小道具の発注、取材先との連絡など。 ●テレビADになるには テレビ局か、番組制作会社のいずれかに就職する。 (3)テレビディレクター:平均年収約750万円 テレビの企画を考え、映像で表現する。現場における監督であり、スタッフへの指示出しや演技指導を行う。 ●テレビディレクターになるには テレビ局に入社し、ADとして経験を積む。 (4)テレビプロデューサー:平均年収1170万円 ディレクターを統括する。テレビ番組の責任者。企画の立案や制作予算の設定、スポンサー、出演者との交渉などの権限を握る。 ●テレビプロデューサーになるには 一般的にはテレビ局でADやディレクターを10年以上経験する。 (5)照明スタッフ:平均年収約450万円 テレビ番組やコンサート、演劇の舞台、結婚式などの場で照明を使った演出をする。 ●照明スタッフになるには 資格不要。番組制作会社やイベント会社、テレビ局などに就職する。 (6)美術スタッフ:平均年収約425万円 テレビ番組や映画、演劇の舞台で使用する装置や小道具を作る。建物や街並みのような大掛かりなセットを作る場合もある。 ●美術スタッフになるには 資格不要。美術制作会社などに就職する。 (7)ステノキャプショナー:平均年収約270万円 テレビ番組などの字幕打ち込みを行う。聴覚障害者や耳の遠い高齢者のため、テレビの生放送を聞きながら、リアルタイムで字幕を入力する。 ●ステノキャプショナーになるには 資格不要。入力スピードが問われ、特殊キーボードを使用するので、「スピードワープロ技能検定」などを取得しておくと有利。 (8)演出家:平均年収約400万円 ドラマ、演劇、オペラ、バレエなどの舞台を指揮をする。配役や照明、音楽、舞台装置、演技指導など責任をもって決定を下す。 ●演出家になるには 資格不要。劇団の演出部に入部したり、著名な演出家に弟子入りするなどして経験を積む。 (9)脚本家:平均年収約520万円 映画やテレビドラマ、演劇などの脚本(シナリオ)を執筆する。登場人物のセリフや動作、設定などを決める。 ●脚本家になるには 資格不要。脚本のコンクールに応募したり、制作会社やテレビ局に脚本を持ち込んだり、映像の制作会社に就職したり、劇団に所属するといった方法がある。 (10)放送作家:平均年収約350万円 テレビやラジオの番組の構成を考える。資料を読んだり、ロケーション・ハンティング(スタジオ外の撮影場所を探す)をしたり、会議・打合せをしたりしながら番組用の台本を書く。 ●放送作家になるには 資格不要、年齢不問。テレビ局や制作会社に入社したり、コンテストの応募に受かったり、放送作家事務所に入ったり方法は様々。 (11)ラジオディレクター:平均年収約475万円 ラジオ番組の制作現場で番組を指揮する。番組の企画や構成、使用する音楽の選曲、ラジオパーソナリティやゲストへの指示などを行う。 ●ラジオディレクターになるには ラジオ局や番組制作会社に入社し、経験を積む。 (12)カメラマン:平均年収約360万円 映画やドラマ、テレビ番組や雑誌、新聞、結婚式や記念日などで使う写真や動画の撮影を行う。 ●カメラマンになるには 資格不要。写真スタジオなどに就職する。 (1)??? ??? |
【2】スポーツ関係の職業スポーツ選手や、トレーナーなど Ⅰ スポーツ選手 -Athlete- (1)野球選手:平均年収約4175万円 野球の試合に出場し、活躍すること。試合をするのは1年間の中で半年程度なので、それ以外の期間は試合に向けたトレーニングや所属球団との交渉を含めた準備を行う。 ●野球選手になるには 各球団のスカウト担当者の目にとまり、ドラフト会議(契約交渉権を各球団に振り分ける)で指名される必要がある。目にとまるには高校野球や大学・社会人野球などで活躍したり、一般公募のオーディションで選手として採用されることもある。 (2)サッカー選手:平均年収約3450万円 サッカーの試合に出場し、チームの優勝に貢献すること。試合は毎年3月に開幕し、12月まで公式戦が行われている。 ●サッカー選手になるには Jリーグクラブ(プロサッカーのクラブ)に参入し、下部組織からトップチームに昇格するか、高校や大学のサッカー部で活躍し、スカウトされるか。 (3)テニス選手:平均年収約2150万円 テニスの大会に出場し、入賞して賞金を稼ぐ。実力のある選手は世界各地の大会に参加し、各国の選手と競い合う。大会がないときはトレーニングを重ねて試合に備える。有名な大会ほど賞金が高くなっていく。 ●テニス選手になるには 全国で行われているテニス大会に出て、ポイントを獲得する。ポイントを多くとればとるほど、より上の大会に出場できるようになる。ポイントでランキングが決まり、実力が認められれば、日本プロテニス協会でプロ登録ができる。 (4)バレーボール選手:平均年収約640万円 Vリーグ(日本のトップリーグ)に所属して公式戦に参加する。公式戦で実力が認められれば、全日本メンバーに選ばれることがあり、オリンピックやワールドカップなどの大会に日本代表として出場できる。 ●バレーボール選手になるには 年齢不問だが、20歳前後でVリーグのチームに入団する選手が大半。Vリーグに入るには高校や大学の大会で活躍することが必要。 (5)バスケットボール選手:平均年収約1600万円 プロバスケットチームに所属し、バスケットボールの試合に参加する。毎年9月から翌年4月頃まで試合がある。 ●バスケットボール選手になるには 高校や大学の大会で活躍し、プロチームの目にとまること。 (6)プロボウラー:平均年収約350万円 ボウリング大会に出場して入賞し、賞金を得たり、イベントなどの活動を通じてボウリングを普及させたりする。 ●プロボウラーになるには 日本プロボウリング協会が主催しているプロテストに合格する。受験資格は16歳以上。 (7)プロゴルファー:平均年収約845万円 ゴルフトーナメントに参加して賞金を得たり、スポンサーから広告料を得る。雑誌やテレビ出演、手rテレビ広告に出て出演料を得る人もいる。 ●プロゴルファーになるには 男性は日本プロゴルフ協会、女性は日本女子プロゴルフ協会から認定される。認定されるにはアマチュア時代にツアートーナメントで優勝するか、プロテストに合格しなければならない。 (8)ボクサー:年収約12万~1500万円 ボクシングの試合に出場してファイトマネーを稼ぐ。給料がないため、試合をすることで得られるファイトマネーのみが収入になる。日本チャンピオンレベルになれば、1試合あたりのファイトマネーは100万円前後になる。 ●ボクサーになるには ボクシングジムに所属し、日本ボクシングコミッションのプロテストに合格する。 (9)プロレスラー:平均年収約300万円 プロレスの興行(こうぎょう。営利目的の試合)に参加し、試合を行う。試合以外の記者会見やインタビューなどリング外でも一貫して自身のプロレス上のキャラクターを演じ切り、ファンサービスを行う。 ●プロレスラーになるには 資格や経歴不要。プロレス団体の新人オーディションを受けて入団する。 (10)力士:平均年収約2000万円 日本相撲協会が年6回主催する本場所(力士の地位を決定する興行)に出場する。 ●力士になるには 日本相撲協会が年6回、本場所の前に実施する新弟子検査に合格する。 (11)陸上選手:平均年収約400万円 陸上大会に出場し、好成績を収めて賞金を得る。陸上競技には「トラック競技※」「フィールド競技※」「ロードレース競技※」の3種類がある。 ※トラック競技とは1周400mの走路「トラック」で実施される競技。短距離走、長距離走、障害走、ハードル、リレーが行われる。フィールド競技は、トラックの内側や外側で行われるもので、「跳躍」と「投てき」の2つの競技がある。ロードレース競技は一般の公道を使用し、ゴールラインへの着順を競う。 ●陸上選手になるには 日本陸上連盟に会員登録をする。これは団体登録と個人登録の2種類の方法がある。企業の陸上部に所属すると、社員として給料が貰える。 (12)レーサー:平均年収約625万円 モータースポーツ(※)であるバイクや自動車のレース(大会)に参戦する。好成績を収めれば賞金が得られる。 ※モータースポーツとは:人力以外の乗り物を使用して行われる競技。 ●レーサーになるには 自動車運転免許と、レースライセンス(JAFが発行)が必要。 (13)水泳選手:平均年収約300万円 水泳の大会に出場し、入賞して賞金やスポンサー料を得る。 ●水泳選手になるには 水泳連盟に登録する。 (14)バレリーナ:平均年収約290万円 バレエ球団に所属して給与を得る。クラシックバレエの舞台に出演し、踊りのテクニックを披露する。 ●バレリーナになるには バレエ団主催のオーディションに合格する。 (15)ボディビルダー:平均年収約600万円 ボディビルのコンテストに出場し、賞金を稼ぐ。コンテストでは筋肉の美しさを見せるべくポーズをとって披露する。 ●ボディビルダーになるには 資格不要。 (16)騎手:平均年収約1000万円 競走馬に乗ってレースに出場し、入賞すれば賞金が貰える。 ●騎手になるには 騎手免許を取得する。 Ⅱ スポーツ指導 -Instructor- スポーツの技術や経験を活かし、人を指導する。 (1)スポーツインストラクター:平均年収約420万円 スポーツ初心者向けのサポーター。スポーツジムやフィットネスクラブなどの運動施設で、お客様にトレーナーとして指導を行う。水泳、ヨガ、エアロビクス、ダンスなどの指導を行う。 ●スポーツインストラクターになるには スポーツジムやフィットネスクラブに就職する。専門学校や大学でスポーツに対する知識を学んでおくのが一般的だが、学歴や特別な資格は不要。しかし実力証明の為学歴か資格、どちらかは取得しておいた方がよいだろう。具体的な資格は「健康運動実践指導者」や「NSCA認定パーソナルトレーナー」、「JATI認定トレーニング指導者資格」などになる。人に教える以上は自身が対象スポーツにおいて、見本となる実践的なスキルや身体能力を備えておくのは不可欠となる。 (2)スポーツトレーナー:平均年収約570万円 スポーツ中級者~上級者向けのサポーター。スポーツジムやフィットネスクラブで、選手がより高いパフォーマンスが出せるようにサポートする。選手のテーピングやストレッチの指導、けがの応急処置や競技への復帰を手助けする。 ●スポーツトレーナーになるには 資格不要。関連資格や経験として「アスレティックトレーナー」の資格やスポーツジムやフィットネスクラブでの実務経験、医療系国家資格、整体院の実務経験などがある。 (3)ヨガインストラクター:平均年収約320万円 ヨガスタジオ、ヨガスクール、スポーツジムなどで、ヨガを指導する。ヨガとは全身を使って独特なポーズを取り、呼吸法と瞑想により心の安定を図ること。 ●ヨガインストラクターになるには 資格不要。実力を証明する為の資格として各団体や協会で発行されている「全米ヨガアライアンス認定資格」や「インド中央政府公認資格」「YIC(ヨーガ教師養成講座)」などがある。 スポーツ関連の商品やサービスを紹介。 (1)【ランニングマシン】AFR2116K:ALINCO(アルインコ) 時速1~10km、体力評価プログラム機能、音声ガイダンス機能付き。面倒な組み立て不要!届いたらすぐ使える。 ・折りたためばコンパクトに収納可能! ・操作ミスを軽減する大きなボタン搭載。高齢な方も安心! |
【3】エンターテイメント系の職業映画やドラマ、音楽、お笑いといったエンターテイメントの世界で活躍する職業。 Ⅰ タレント -Performer- (1)役者:平均年収約150万円 テレビや映画、演劇などに出演し、登場人物の役柄を演じる。 ●役者になるには 芸能事務所や劇団に入ったり、役をもらえるオーディションに参加したりする。 (2)声優:平均年収約200万円 声のみの演技を行う。アニメのキャラクターの声や洋画の吹き替え、CMやテレビ番組のナレーションなど。 ●声優になるには 声優養成所に入り、声優事務所の所属オーディションを受けたり、一般公募の最新のアニメ、映画のオーディションを受けて合格する。 (3)歌舞伎役者:平均年収約1130万円 歌舞伎の舞台に出演し、演技をする。公演は1回につき25日間ある。三味線を中心とした音楽をバックに男が女に扮した白塗りメイクをし、着物を着て日本舞踊や独特な話し方をする。 ●歌舞伎役者になるには 全日制の伝統芸能伝承者養成所の研究員になる。養成所の応募条件は原則、23歳以下で中卒の以上の男子。 (4)スタントマン:平均年収約550万円 映画やテレビ番組、舞台、イベントで危険なシーンの演技をする。具体的にはビルの間を飛び越えたり、断崖絶壁から飛び降りたり、事故シーンなど。 ●スタントマンになるには 資格不要。スタントマン専門のプロダクション(制作会社)の採用試験に合格する。 (5)ミュージシャン:平均年収約225万円 楽曲を作ったり、歌を歌ったり、楽器を演奏したりという音楽活動をして生計を立てる。収入源はCDや楽曲配信による印税や、ライブによる興行収入、メディアへの出演料など。 ●ミュージシャンになるには ライブハウスで演奏活動を続けてファンを獲得していき業界関係者の目に留まったり、コンテストに応募したり、音楽会社にデモテープを送ったりして音楽会社に所属し、デビューする。 (6)ダンサー:平均年収約370万円 TVや舞台、PV、MV、コンサートなどでダンスをして観客を感動させる。ステージやメディアへの出演料や、ジムやフィットネスクラブでインストラクターをして稼ぐ。 ●ダンサーになるには 1つの作品やイベントごとにオーディションを受け、合格する。 (7)お笑い芸人:平均年収約280万円 テレビ番組や舞台、イベントに出演し、コントや漫才などをして観客を笑わせる。 ●お笑い芸人になるには お笑い芸人の養成所に入り、オーディションなどを受けていく中で、実力が認められれば芸能事務所に所属できる。 (8)マジシャン:平均年収約150万円 マジシャンバーやTV、イベントなどでカードやコイン、ロープなどの小道具を使ってマジック(手品)を披露し、観客に夢のような体験をさせる。 ●マジシャンになるには マジシャンバーで働いたり、地道に営業活動を続ける。 (9)アイドル:平均年収約340万円 グラビア雑誌の撮影、テレビや映画の出演、ライブやコンサートへの出演、イベントの握手会、サイン会などを行う。 ●アイドルになるには オーディションに合格したり、芸能プロダクションの人からスカウトされるという方法がある。 (10)モデル:平均年収約250万円 企業の広告塔になり商品を宣伝する。CMやファッション雑誌、ショーなどで被写体になり、商品の魅力をアピールする。 ●モデルになるには オーディションに合格したり、芸能事務所からスカウトされる。 (11)レースクイーン:平均年収約40万円 モータースポーツで参戦するチームやレースの広告塔(コンパニオン=付き添い)の役を務める。レース前後でドライバーやチームのサポート、ファンとの交流を行う。日給制でレースのある日しか給料が貰えない為、この仕事だけで生活するのは厳しい。 ●レースクイーンになるには レースごとに開催されるオーディションに合格する。 (12)イベントコンパニオン:平均年収約360万円 各種イベント会場、展示会場などでお客様と接し、企業とお客様をつなぐ役割を果たす。具体的には商品の説明や紹介を行う。 ●イベントコンパニオンになるには イベントコンパニオンの事務所に登録し、オーディションに合格する。 (13)能楽師:平均年収約485万円 定期公演や舞台で役者として能や狂言を演じる。能は能面という無表情なお面や着物を身に着け、人間の悲しみや怒り、恋慕の想いなどを表現する。狂言はセリフを中心にした喜劇で、笑いを追求する。 ●能楽師になるには 能楽師の家に生まれた人が幼少期から訓練して伝統を継承するか、家元以外の人が目指す場合は国立能楽堂の研修生になって6年間研修を受ける必要がある。 Ⅱ サポーター -Manager- タレントたちに指示を出したり、サポートをする。 (1)映画監督:平均年収約425万円 映画の撮影現場の指揮を執り、最終的な決断を下す。 ●映画監督になるには 資格不要。映画制作会社に入り、現場経験を積む。 (2)芸能マネージャー:平均年収約445万円 特定のタレント(役者、歌手、モデルなど)の芸能活動をサポートする。具体的にはスケジュール管理や現場同行、仕事の獲得、ギャラの交渉など。 ●芸能マネージャーになるには 芸能プロダクションに入社する。 (3)指揮者:平均年収約650万円 オーケストラや合唱団の演奏会において、音の入りや切り、テンポ、強弱などの指示を与える。 ●指揮者になるには 資格不要。オーケストラ団体に入団する。 (4)編曲家:平均年収約600万円 作曲家が作ったメロディーに前奏や伴奏をつけたり、リズムやコードを変化させたりしてアレンジを加える。 ●編曲家になるには 資格不要。音楽制作会社に入社する。 (5)コンサートスタッフ:平均年収約300万円 コンサート開催の準備やステージ機材の設置、お客様の案内などを行う。 ●コンサートスタッフになるには 資格不要。関連資格として「舞台機構調整技能士」というものがある。 (6)ボイストレーナー:平均年収約540万円 声優や歌手を目指す人に対し、喉の使い方や腹式呼吸の仕方などの指導を行う。 ●ボイストレーナーになるには 資格不要。 (7)ピアノ講師:平均年収約160万円 ピアノ教室や自宅で生徒にピアノの演奏技術を教える。 ●ピアノ講師になるには 資格不要。 (8)音響スタッフ:平均年収約420万円 ミュージシャンのコンサートや演劇の舞台、音楽番組などの制作現場において、使用するマイクの種類や設置場所を決めたり、収録時の音のバランスを調整したりする。 ●音響スタッフになるには 資格不要。音響関係の会社やレコーディングスタジオなどに就職する。 |
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