LIFE ENERGY
Ⅱ 科学(Musical life)

vol.30 クリエイター -Creative Job-



仕事の種類まとめ。
第7弾はクリエイター。作品を創造し、対価を得る。
成功するには最も険しい職種の1つ。

<目次>

【1】デザイナー~広告・ウェブ・建築・インテリア~

【2】アーティスト~ウェブ・漫画・イラスト・彫刻~

【3】映像・音楽・ゲームクリエイター





★更新:2021/8/26
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【1】デザイナー~広告・ウェブ・建築・インテリア~


WORK

顧客から注文を受け、様々な媒体のデザインを行う。顧客の希望に沿う事での難しさがあるが、それに見合う報酬が得られる。

Ⅰ 平面・ウェブデザイナー

(1)グラフィックデザイナー:平均年収約350万円

広告代理店やデザイン事務所に所属し、顧客からの依頼でポスターやチラシ、本の表紙、商品のパッケージのデザインを行う。

●グラフィックデザイナーになるには

資格不要。

(2)編集デザイナー:平均年収約350万円

出版社などに所属し、雑誌や書籍、商品カタログの文字・写真のレイアウトを行う。

●編集デザイナーになるには

資格不要。

(3)WEBデザイナー:平均年収約350万円

ウェブ制作会社などに所属し、クライアントから受注した原稿や画像をもとにホームページを制作。

●WEBデザイナーになるには

資格不要。

(4)イラストレーター:平均年収約365万円

ゲーム会社やデザイン会社などで顧客からの依頼で似顔絵を描いたり、広告や雑誌、本の挿絵、ウェブ、ゲームなどで使われるイラストを描く。

●イラストレーターになるには

資格不要。

(5)DTPオペレーター:平均年収約260万円

クライアントやデザイナーの指示で広告などの印刷物を出力できるようにデータ調整やレイアウトを行う。

●DTPオペレーターになるには

資格不要。

(6)アートディレクター:平均年収約500万円

広告代理店などで広告やWEBサイト、パッケージなどのデザインの指揮をする。具体的にはクライアントとの打合せやプロジェクトに応じたメンバーの選定、ラフ案の作成、作業後の品質チェックなどを行う。

●アートディレクターになるには

デザイナーとしての実務経験を積む。

(7)キャラクターデザイナー:平均年収約400万円

文具メーカーやおもちゃメーカー、ゲーム会社などでゲームやアニメなどのキャラクターのデザインを担当する。

●キャラクターデザイナーになるには

資格不要。

(8)コピーライター:平均年収約550万円

チラシやポスター、テレビCMなど広告全般の文字、キャッチコピー(商品の謳い文句)を作る。仕事はクライアントとの打ち合わせから始まる。1本のキャッチコピーが出来上がるまでには、数十本から数百本のアイデアが出され、その中から絞り出された1文が採用される。キャッチコピーを考えるだけでなく、ボディコピー(長めの説明)やクレジットなどのライティングも仕事に含まれる。

●コピーライターになるには

資格不要。

Ⅱ 立体・環境デザイナー

(1)建築士:平均年収約575万円

家や施設を建てたい人から依頼を受け、建物の図面を作成したり、建物の建設現場の工事監督をする。

●建築士になるには

国家試験「建築士」に合格する。

(2)空間デザイナー:平均年収約450万円

飲食店やショップ、ホテル、個人宅の内装デザイン、装飾を行う。設計図を作り、実際の施工は内装業者に依頼。

●空間デザイナーになるには

資格不要。

(3)ディスプレイデザイナー:平均年収約400万円

お店や施設を魅力的にみせるための演出=ディスプレイデザインを行う。ディスプレイとは食品やファッションのショーウィンドウやテーマパーク全体の装飾、イベント出展ブースのイメージ装飾など。

●ディスプレイデザイナーになるには

資格不要。国家資格「商品装飾展示技能士」があれば有利。

(4)インテリアデザイナー:平均年収約410万円

建物や乗り物の内装、室内空間を総合的に設計する。

●インテリアデザイナーになるには

資格不要。「インテリアコーディネイター」や「インテリアプランナー」の資格があれば有利。

(5)プロダクトデザイナー:平均年収約600万円

各メーカーのデザイン部門に所属し、食器や文房具、家電や家具、自動車などメーカーごとに様々な商品のデザインを行う。具体的な種類の例は下記の通り。

・雑貨デザイナー
・パッケージデザイナー
・ジュエリーデザイナー
・インダストリアルデザイナー
・カーデザイナー
・照明デザイナー

●プロダクトデザイナーになるには

資格不要。関連して「プロダクトデザイナー検定」がある。

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【2】アーティスト~ウェブ・漫画・イラスト・彫刻~


WEBサイトや絵、漫画などの芸術作品を創造する。デザインと比較すると、自分の創りたいものを創るという点が異なる。しかし、それを収入につなげるのは数倍困難である。

WORK

Ⅰ 平面作家 -Drawing Creator-

紙や平面ベースの作品を創造する。

(1)アフィリエイター:年収0~数億円

自身でWEBサイトやブログを作成し、広告をつけて
広告収入を得る。アフィリエイターになるうえでの利点や特徴は、下記の通り。

・自分の資産、拠点になる。
・費用は年間数千円程度、ほとんどかからない。
・誰でもできる反面、収入は雲泥の差

●アフィリエイターになるには

資格不要。

(2)漫画家:年収0~数億円

漫画を書いて売り、収入を得る。収入源は雑誌連載による
原稿料と、単行本発行による印税。

●漫画家になるには

・漫画出版社が開催する新人賞で受賞する
・ウェブ漫画サイトに投稿して人気になる。

(3)文学・絵本作家:平均年収約300万円

文章や挿絵をもとに構成された本を出版し、本が売れると入る
印税により収入を得る。現在ではAmazon KindleやGoogle Play ブックスなどで個人でも自由に電子書籍として本を出版でき、自身で宣伝できればそれなりに稼げる可能性がある。本のジャンルの例は、下記の通り。

・小説、エッセイ(筆者の体験や思想をもとに書かれた散文)
・ビジネス書、実用書、教科書、参考書
・絵本・児童書

●文学・絵本作家になるには

・出版社が主催する新人賞に応募し、デビューする。
・自費出版、または電子書籍としてウェブ公開する

(4)画家:年収0~数億円

自由に自分が好きな絵を描き、それを個展や画廊などに出品して収益を得る。今や写真やデジタルの時代で誰でも綺麗な絵が描けてしまい、インターネットで画像が無料で出回る時代。よって100年前ならともかく、現在はオワコンの風潮が強い。絵が売れるとすれば超有名になってデジタルでは再現不可能な質感やきめ細やかさがある作品に限られるだろう。現代の有名画家の例は、下記の通り。

・村上隆
・くっきー!
・古賀陽子
・こうのなつ美

●画家になるには

資格不要。

(5)写真家:年収0~数千万円

自分で好きな風景の写真を撮り、写真集や本、グッズ作り、写真展に出品などして収益を得る。

●写真家になるには

資格不要。関連して「写真技能士」の資格がある。

(6)書道家:平均年収約460万円

書道とは、墨と筆で文字の美しさを表現すること。書道家はこの道を極め、書道の作品を売ったり、書道教室で書道を人に教えたりして生計を得る。

●書道家になるには

高校の書道の教員になるには「書道家の教員免許」が必要。教員になる以外では資格不要。

(7)版画家:年収0~数千万円

版画とは木や銅、石、アルミ板などを彫って細工をし、製版(せいはん。印刷物の原版を作ること)をする。その上に絵具やインクの転写や透写(※)によって版画を制作する。制作した版画を美術館買取専門業者やネットオークションへの出品などで販売して利益を得る。

※転写とは原版に直接インクや絵具で絵を描き、その上に紙を乗せて印刷すること。透写とは原版の上に薄紙を置いてなぞって写し取ること。

●版画家になるには

資格不要。公募展に応募して入賞すれば実力が認められる。

Ⅱ 造形職人 -Object Creator-

立体作品を創造する。

(1)彫刻家:年収0~数千万円

粘土や石材、木材、金属などで立体的なオブジェ(人間、動物、キャラクターなど)を表現する。そして自ら個展を開催しての入場料や、彫刻コンクールに応募して受賞すれば賞金が得られる。評価が高まれば自治体や企業からの依頼で、公園や路上、建物の入口などにシンボルとしての屋外彫刻を制作するなどの仕事が得られる。

●彫刻家になるには

資格不要。

(2)陶芸家:平均年収約345万円

茶碗や皿、鉢、壺などの陶磁器を作る。これを展示会に出品したり、工房やオンラインショップで販売するころで利益を得る。

●陶芸家になるには

資格不要。


(3)仏師:平均年収約405万円

工房にて仏像を専門で作る彫刻家。寺院や個人から仏壇用に依頼されて制作したり、すでにある仏像を修理したりして収益を得る。

●仏師になるには

資格不要。工房にて仏師に弟子入りし、10年ほど修業する。


(4)華道家:平均年収約300万円

花を使って花瓶に綺麗に飾る。

●華道家になるには

各流派の「師範免許」を取得する。免許を取得すれば、自分で教室を開いたり、作品展を開くことができる。作品展を開催したり、華道教室で講師として活躍することで収益を得る。

(5)茶道家:平均年収約740万円

茶道教室などで季節に合わせた茶室の演出や和服、装飾品の調達、振る舞いの稽古を行う。

●茶道家になるには

資格不要。


【3】映像・音楽・ゲームクリエイター


映像、音楽、ゲームといった娯楽メディアを制作、提供する。1人で開発から収益化まで担うのは一部を除き困難なため、制作会社などに所属してチームで開発を行うのが一般的。

WORK

Ⅰ 映像・音楽作家 -AV Creator-

動画や音楽を制作、公開(販売)することで収益を得る仕事。


(1)Youtuber:年収0~数億円

個人で動画を撮影し、自身が出演したり動画編集、収益化までできる夢の仕事。それを可能にする媒体が「Youtube」。特定の条件を満たすことで再生されるごとに広告収入を得たり、メンバーシップでの限公開により課金されると収益を得られる。類似して「ニコニコ動画」や「Dailymotion」などでも似たような仕組みがある。Youtuberの特徴は下記の通り。

・現在最も人が集まるSNSなので、ビジネスチャンス絶大!
・誰でも無料で投稿、閲覧できる
・動画編集技術などが身につく
・本気で稼ぐなら大量に作れる様、自分のスタイルを確立する

●Youtuberになるには

資格不要。

(2)ミュージシャン:年収0~数億円

音楽活動を行って生計を得る。具体的には歌を歌ったり、作詞・作曲を行ったり、楽器を演奏したりと分野は様々。収入源はCDや楽曲配信による印税や、ライブによる興行収入、メディアへの出演料など。主な種類は下記の通り。

・歌手
・演奏家
・作曲家
・作詞家
・編曲家
・音楽プロデューサー
・サウンドクリエイター
・レコーディングエンジニア

●ミュージシャンになるには

資格不要。

(3)映像クリエイター:平均年収約450万円

動画編集ソフトを使い、テレビ番組やCM、映画、Youtube、プロモーションビデオなどの映像を作る。テレビ局や映像制作会社、広告代理店、またはフリーランスで働く。個人のYoutuberが動画編集者を必要としているケースがあり、動画編集スキルがあれば仕事が得られる可能性がある。動画編集ソフトの例は、下記の通り。

・Premiere pro:Adobe
・Final Cut Pro:Apple
・Power Directer:サーバーリンク

●映像クリエイターになるには

資格不要。

(4)アニメーター:平均年収約250万円

アニメーション制作会社や映画会社などで働く。アニメを制作する工程の中で作画を担当する。使うソフトやツールはペンタブ(※)やAdobeのPhotoshopやPremiere proなど。原画担当と動画担当に分かれる。作画する枚数の目安は1話30分とすると、3000枚~5000枚と膨大。

※ペンタブとは、PCやスマホに接続して使うもので、タブレット上でペンを動かすことで線や絵を描くことができる。

●アニメーターになるには

資格不要。

Ⅱ ゲーム作家 -Game Creator-

ゲームを制作、提供することで対価を得る仕事。すべては主にゲームメーカーで働く。

(1)ゲームシナリオライター:平均年収約350万円

ゲームのストーリーやセリフの台本を作成。ストーリー以外でもキャラクターのセリフや舞台、アイテムなど、ゲームの世界観につながる全ての設定を行う。有名な人の例ではファイナルファンタジーシリーズのシナリオを手がける野島一成がいる。

●ゲームシナリオライターになるには

資格不要。

(2)ゲームデザイナー:平均年収約495万円

ゲームの登場キャラクターや背景、BGM、メニュー画面などあらゆるビジュアルやサウンドを制作。細分化すると下記の通り。

・キャラクターデザイナー
・グラフィックデザイナー
・サウンドクリエイター

キャラクターやグラフィックについては前述したデザイナーの仕事をゲームの世界に限定するというだけで、やる事は変わらない。ゲームでよく使われるCGというのはPhotoshopや3DCGソフトで制作できる。3DCG制作ソフトの例は下記の通り(左が商品名、右が会社名)。

・MAYA:AUTODESK
・3DS MAX:AUTODESK
・MODO14:ディストーム
・3Dマイホームデザイナー12:メガソフト
・Cinema4D:MAXON
・Shade3D:Shade3D
・LightWave2018:ディストーム
・RenderMan:Pixar

●ゲームデザイナーになるには

資格不要。

(3)ゲームプログラマー:平均年収約465万円

ゲームデザイナーなどが定めた、企画や仕様通りにゲームが動くようにプログラムを作る。具体的にはプレイヤーの操作に応じたキャラクターの動きや背景の推移、BGMや効果音の鳴る場所の設定などのシステムを構築する。

●ゲームプログラマーになるには

資格不要。プログラミング知識。

(4)ゲームプロデューサー:平均年収約545万円

ゲーム開発を統括する。ディレクターが開発の現場を指揮するのに対し、プロデューサーはプロジェクト全体を仕切る。具体的には予算や人員確保、スケジュール管理などを行う。

●ゲームプロデューサーになるには

資格不要。ゲーム開発現場での実務経験。

(5)ゲームディレクター:平均年収約550万円

ゲーム開発現場でクリエイター達を統括する。制作過程で不具合が発生した場合は適切な指示を出して対処する。

●ゲームディレクターになるには

資格不要。ゲーム開発現場での実務経験。






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Job Master:仕事・求人情報まとめ

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