Ⅱ 科学(Musical life)

153:動画制作=録音録画編集 -Dramatic Recording-



★☆☆一部で有効。

動画の作成→編集→公開手順まとめ。

<目次>

【1】録音・録画=素材作り

【2】動画編集とアニメーション作成

【3】動画をアップロード






★更新:2023/1/21
★文字数:約7900字(OK)



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『ボイスレコーダー128GB』:Mansoo




超小型の録音機!真ん中にある赤い録音ボタンを押せば即座に録音開始! 左側面に音量調節ボタンとモード切替ボタン、右側面に上下選択、再生&一時停止ボタン、電源スイッチあり。 イヤホンとPCに接続するUSBケーブル付属。





【1】録音・録画=素材作り


★一部で有効。

映像や音声を録音・録画する。

Ⅰ 録音・音声編集

音声のみを録りたいとき。

(1)何の為に録音するか?

まず、録音する用途は人により様々だが、主に下記3通りがあると考えられる。

・Youtubeや作曲の為の素材用
・カラオケや講演、ライブ等の音声保存用
・犯罪対策の証拠音声用

●Youtubeや作曲の為の素材用

自分(自分が属するグループ)のトークや音楽を社会に公開する為の音源を録音。

●カラオケや講演、ライブ等の音声保存用

●犯罪対策の証拠音声用

いわゆる隠し録り。

(2)USBマイクやボイスレコーダーで録音

音声を録音する専用機器。方法は主に下記の通り。

・USBマイクで録音
・ボイスレコーダーで録音
・スマートフォンで録音

❶USBマイクで録音

❷ボイスレコーダーで録音

❸スマートフォンで録音

スマートフォンの「カメラ」や「ボイスメモ」で録音できる。「カメラ」は動画+音声も拾えるため、 手軽に撮影・録音できる。

●カラオケで自分の声を録音!

あとからスマートフォン内で編集(トリミング)できるため、長すぎる場合はカットして、 LINEで送信する為に短縮することもできる。

●ボイスメモ

(3)録音する場所や環境について

USBマイク以外での録音の場合、本格的に録音するとなると、雑音が入らず、近所迷惑にならない場所を選ばないとならず、 どこでも自由にはいかない現実がある。

●自宅(人のいないとき)

自宅で1人のときは絶好のチャンス。

●カラオケルーム

カラオケは完全個室なので大声で話しても誰の迷惑にもならない。ただ、近くの部屋の人の歌が入ってきたりするので、 多少運要素もある。

(4)音声編集ソフト

録音した音声を加工したり、トリミングできるソフト。

❶Audacity

ピッチ変更などふくめ、無料で利用可能!

❷WavePad

※WavePadダウンロードページ

無料でダウンロード可能!「
MP3 」形式のファイルを読み込み、編集できる。ボイスチェンジしたり、 トリミングしたりできる。ただし無料版は体験版なので一定期間をすぎると有料(月800円程度)での登録が必要。

●ピッチ変更

メニュー「エフェクト」から。ピッチを上げると声が可愛くなる。

●元に戻す

設定変更しておかしくなったら、この操作をすれば1つ前の状態に戻せる。

●切り取る

不要な部分を切り取ることができる。特にメニューでの操作は不要で、中央の波形から削除したい箇所をドラッグし、 「ctrl+X」で削除できる。



Ⅱ 録画方法

写真や映像、音声を録りたいとき。

(1)スマートフォンの「カメラ」で録画

手軽に写真や動画の撮影・録画ができる。録画した動画は本体に保存され、通信不要で視聴することが可能。

❶「カメラ」で風景を録画

「アウトカメラ」(外側を撮影)と「インカメラ」(内側を撮影)がある。

・自撮りでスマイル撮影

❷「ビデオ」で風景を録画

「ビデオ」に切り替えて撮影するのみ。「カメラ」と同じくアウトカメラとインカメラがある。 万能であり、音声も明瞭に拾う。

❸スマフォ静止画をスクリーンショット

「ホームボタン」と「電源ボタン」を同時押し

❹スマフォ動画を録画

スマフォの画面(動画)を録画できる。

●iPhone(iOS11~)の場合

設定→「コントロールセンター」→「画面収録」を追加→録画したいときに コントロールセンター出して 「画面収録ボタン」を押す→終了したいときに再度押す →「写真アプリ」に自動保存

(2)パソコン画面を録画(Windows10~)

★Windowsキー押しながらG

Windows10以降で標準機能として録画できるようになった。特徴は主に下記の通り。

・録音も可能。あとで音声切り離すことも可能
・最長4時間まで録画可能
・録画した動画は、「ビデオ」フォルダに自動保存される

(3)デジカメで録画

映像はクリアに撮れるが、音声は内蔵マイクがついてないとあまり拾わない。

(4)ゲーム動画を録画

ゲーム動画を撮るには、PS4などのシェア機能が内蔵されたゲーム機で録画し、パソコンに取り込むのもよいが、 ソフトによって音声が入らなかったり、一部撮影禁止区間があったり、 昔のハードウェアはシェア機能が内蔵されてないので、本体内で撮影できないソフトもある。 通常、ゲーム動画を録画するには「キャプチャーボード」という専用機器が必要になる。 ここでは「
GC550 」を使った録画手順を紹介する。

❶キャプチャーボードでゲーム動画をパソコンに映す:「GC550」(映像機器)




ゲーム機⇔キャプチャーボード⇔パソコンをケーブルで接続し、 パソコン上に画面を映してパソコン内でゲーム動画を撮影する。 ケーブルはゲーム機に接続する方はHDMI端子かAV端子、パソコンに接続する方はUSB端子になる。

●PS4、PS3、Switch、Wii-u、Xbox対応のキャプチャーボード

これら新世代のゲーム機はHDMI端子に対応しているため、
HDMI端子対応の キャプチャーボードを購入する必要がある。

●PS2、Wii、ゲームキューブ対応のキャプチャーボード

これら旧世代のゲーム機はHDMI端子に対応していないため、
ビデオ入力端子対応の キャプチャーボードを購入する必要がある。

●「GC550」について

上記画像で紹介した「GC550」ならHDMI端子とビデオ入力端子、両方とも対応しているので 旧世代機器と新世代機器のソフト、いずれも録画可能となる。ただ注意点として、 パソコン側のUSB端子が
USB3.0 でないと動作しない(USB2.0では不可)のでメーカーサイトにて 自身のパソコンのスペックを確認しておく。また、類似商品の「GC550 PLUS」にはビデオ入力端子がないため、 PS2などには接続できない。

※参考サイト

・PS2、Wii、GC用に、どのキャプチャーボードを購入すべきか(アットウィキ)

❷キャプチャーボード接続方法(HDMI端子のゲーム機)

実際にキャプチャーボードを購入後、ゲーム機とパソコンに接続する方法。

●キャプチャーボードとPCをUSBケーブルで接続

「USB3.0」対応。USB2.0では認識しない

●キャプチャーボード(IN)⇔ゲーム機+キャプチャーボード(OUT)⇔TVをHDMIケーブルで接続


HDMIケーブルはPCには接続しない。

❸キャプチャーソフトで録画する

キャプチャーボードの役割はゲーム動画をパソコン画面に映すことだが、これだけでは録画できない。 録画するのに必要なのが「キャプチャーソフト」。これは購入したキャプチャーボード本体とPCをUSBで接続し、 各キャプチャーソフトの公式サイトからダウンロードする。

※キャプチャーソフト公式サイト

・Avermedia(RECentral)公式ダウンロードページ

上記リンクより製品名(GC550)を入力し、OSに応じて選択、ダウンロード

・アマレコTV公式ダウンロードページ

こちらは有料(約3,000円)

●パソコンとキャプチャーボード本体(GC550)をUSB3.0で接続する
→パソコンに認識すれば、本体のランプが青く光る。よってUSB接続には問題がない。

●RECentralダウンロード後、エラーが出る場合



起動するや否や「動作を停止しました」と出て開けない場合は、一例では「
Direct X」という Microsoftのソフトをダウンロードしていなかったのが原因。RECentralダウンロード時に自動で 「Direct X」ダウンロード画面になるのだが、それをキャンセルしてしまうとアンインストール →再インストール時にはDirect Xのインストール画面が自動で出なくなるのでアリ地獄にはまる恐れがある。 なお、「RECentral application is already exist(既に存在しています)」が出る場合はタスクマネージャーから 複数起動している「RECentral」を終了すれば出なくなる。

※参考サイト

・キャプチャーボードが不安定な場合の対処方法

●アマレコTVのダウンロード方法


ファイルを公式サイトからダウンロードして「解凍(展開)」する→展開先が訳分からない場所になっているので 「デスクトップ」に変える

※アマレコTV設定マニュアル

●アマレコTV⇔GC550の設定方法

※アマレコTV各キャプチャー機器の設定例


【2】動画編集とアニメーション作成


★一部で有効。

動画の作成、編集方法。ソフトは色々あるがツールに振り回されるのではなく、自分のスタイルに合ったものを選択するのが重要。

Ⅰ 動画編集

動画編集の手順はまず動画編集ソフトのインストール→画像や動画素材をインポート→ Youtubeなどへのアップロードという流れになる。動画アップロードは膨大な通信量を使い、PCに負担をかける。 動画編集ソフトは無料、有料ふくめ様々。ここではアドビ製品を使った編集方法を解説する。

(1)動画編集ソフト

❶Adobe Premiere

クリエイティブ業界で敵なし、天下のアドビ製品。Premiereは動画編集に特化しており、 初心者からエキスパートまで幅広く使える。簡単な整理機能やガイド付き編集機能がある。 上記画像で紹介しているものは「オンラインコード版」のため、購入後すぐに利用可能。

❷その他の動画編集ソフト

●i Movie

●Filmore:Wondershare

フリーソフトだが、無料版だと編集した動画に「Filmore」のロゴが入り、邪魔になる

・編集>クロップとズームで動画のサイズを編集できる。例えば、スマホで撮影した縦向きの動画を横向き仕様にできる。

(2)プロジェクト保存→素材をタイムラインに挿入

以降の手順はAdobe Premiere Proを使った操作方法の解説となる。写真素材や音楽素材、動画素材を取り込む方法。

●動画編集データを「プロジェクト」と呼ぶ

動画タイトルなど分かりやすい名前をつけて保存する

●素材をタイムラインに入れるには「アセンプリ」を選択→「メディアブラウザ」からファイル選択→ タイムラインにドラッグ

●効果音や音楽は自分で調達!

Premiere proそれ自体の機能で音楽や効果音を作成、導入することができない為、 予め自分で録音・作成・入手した音楽データをPremiere proに取り入れる必要がある。

●素材をコピー→ペーストされる位置は、青い再生時間のカーソルのところ!

(3)動画に文字やモザイクを入れる

動画素材を編集する場合、動画内に文字を入れたりモザイクをかけたりすることができる。

(4)動画を編集→書き出す

素材をタイムラインに入れた後、最も編集しやすいモード「編集モード」で編集する。

❶編集する

●1~6段あるタイムラインを活用

上から1~3段目までが「画像」データ、4~6段目までが音声データ。 ファイルをまとめてコピー→ペーストもできるので効率良く進める。

●何度も再生確認!

何度も下のタイムラインゲージのところをクリックして再生してみて、違和感ないか違和感ないか何度も確認しよう。

●画像サイズの縦横比を設定→「シーケンス設定」

縦横比が合ってないときはシーケンス設定で修正する。縦横比は「横16:縦9」または「横4:縦3」のいずれかが基本。初期設定のままだと縦横比が合わないことがあり、その場合は手動でサイズ調整が必要。下記は一例。

・「16:9」→フレームサイズ「幅1000×縦510」
・「4:3」→フレームサイズ「幅880×縦610」

※アスペクト比計算ツール(Ocadweb)

❷書き出す

●書き出すには「ファイル」→「書き出し」→「メディア」

クリックしても反応が遅いことがある。「書き出しを押した後にどこに保存するか確認もなく、 確認したら保存されているので注意。

●形式はYoutubeやSNS用なら「H.264」

●プリセットはYoutube用なら「Youtube~」のものを選択

選択した時点で実際の画面表示(動画サイズ)のプレビュー画面が左に表示されるので、 それを参考にして決定!

※参考サイト

・Premiere pro動画の書き出し方法と設定について(PANGAEA)

(5)動画編集の注意事項

●タイムラインにフォルダデータ移動時、既存データの上に移動させると 既存データが上書きして消えるので注意!

音楽データも同様、上書きすると最初の方の音が途切れるなどの現象が起こるので、 切れたときはまたフォルダから貼り付けし直そう。

●編集後のプロジェクト起動は重いので注意!



Ⅱ アニメーション作成

滑らかな動きを専用ソフトを用いてつくる。ここでは、「Adobe Animate」を使った作成方法を紹介する。 なお、動画編集ソフトと機能的に類似している為、PhotoshopやIllustrator、Premiere proがあれば アニメーションソフトは使わなくてもよい。

(1)アニメーションソフト

ここではAdobe製品のみ紹介する。以下両者ともサブスクリプション契約版「Adobe Creative Cloud」に含まれる。

❶Adobe Animate

スタンダードなアニメーション作成ソフト。

❷Adobe Character Animator

キャラクターに特化したアニメーションソフト。パソコンのカメラで自分の顔を映し、 キャラクターと連動させてリアルな動きを表現できる。

(2)アニメ制作の基礎知識

事前に知っておかねばならないこと。

●フレーム

アニメの世界では、1秒ごとに何枚の絵の区切りがあるかという単位として「フレーム」というものがある。 この単位は自由に設定可能。

●ステージ

アニメの画面のこと

(3)アニメ制作の下準備

Adobe Animateを使った具体的作成手順。

❶構成サムネイル

予めどのような動画構成にしたいのか下書きしておく。

❷ファイルの読み込みなど

●サイズ設定

「修正」→「ドキュメント」

●ファイル読み込み

「ファイル」→「読み込み」→「ステージに読み込み」

・JPEGファイルなどを読み込む場合

❸音楽と同期する方法

アニメといえば、音と合わせることは非常に重要。

●音楽ファイルの読み込み

「ファイル」→「読み込み」→「ライブラリに読み込み」

●タイムラインに配置

タイムラインの「+」でレイヤーを追加後、右の「ライブラリ」→ファイルを選択してステージにドラッグ

●オーディオを連続再生する

ただ音楽データをレイヤーに追加しただけだと、1フレームの長さしか再生されないので、 1つのサウンドを長く再生させたい場合は設定変更が必要。

・レイヤーに追加した音楽ファイル選択→画面右端の「プロパティ」→サウンドの中にある 「繰り返し」の横の数字を1→変更

・上記設定後再生すると、なぜか再生したら停止できなくなる。対策は?

※参考ページ

・Adobe Animateでのオーディオの読み込みと追加

・Adobe Animateでのサウンドの使用方法

(4)アニメーション作成

まず覚えておくべきことは、AnimaterやPremiere proといった動画編集ソフトは 動画を編集する機能には優れているが、個別の画像を作成する機能はPhotoshopの方が優れているし、 文字やグラフィックを作る機能はIllustratorの方が優れている。それぞれソフトにより一長一短がある為、 適切に使い分けることが必要となる。アニメーションを作るという点においては、 素材そのものはPhotoshopなどで予め作成しておいた方が効率がいい場合がある。

●素材作成→頭文字を統一して管理

PhotoshopやIllustratorでJPEG画像を作成しておくと楽。ここで重要なのが、 統一した名前をつけて適切に管理するということ。例えばキャラクター素材を作るときは そのキャラクターの頭文字(名前がごんしならg-body、g-frontなど)で保存し、 フレーム素材(アニメの1コマ1コマ)を作るときはp1、p2、p3~といったように頭文字を統一して保存する。 アニメを作る場合は管理する画像が膨大になってくるので、並び順に管理することは非常に重要になる。

●PhotoshopやIllustratorのデータを読み込む

【3】動画をアップロード


★一部で有効。

制作した動画をYoutubeなどの動画共有サイトに投稿する。

Ⅰ 知人や友人に共有

身近な友達などに撮影・録音したものを送り、楽しませたり、評価してもらう。

(1)LINEで送信

スマホアプリのLINEで友達などに手軽に動画を送れる。

・iPhoneやスマホで撮影したビデオを送れる
・5分までの動画しか送れない
・保存期間は2週間
・ボイスメモは送れない

Ⅱ 動画共有サイトに投稿

インターネット上にupし、世界中の誰でも見れるようにする。upした動画を再生するためには、通信が必要。

(1)Youtube

MP4形式の動画をアップロードできる。

●子供向けであるかの設定

「子供向け」に設定すると「パーソナライズ広告」がつかず、投稿者の収入が減少する可能性がある。

●独自のサムネイル設定

電話番号入力→SMSでの本人認証が必要。

●動画埋め込み方法

動画の再生画面の「共有」→「埋め込む」→コードコピーして自サイトに貼り付け







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