★ターゲット:バイオハザードをやってみたいが、手を出せずにいる者
ふぁふぁふぁ。我が名は虚空タイラント。バイオハザードの世界に君臨する覇者だ。我は生意気にもバイオハザードの世界に飛び込んできた数々の弱小プレイヤーを葬ってきた。バイオハザードを攻略せんとするなら、まずは由緒正しき歴史を知ることだな。
ありがたく思え。今回は特別に敵である我が、バイオハザードの歴史とあらすじについて解説してやろう!
(1)バイオ1:ラクーンシティーの洋館
⇒事の発端はアメリカ北西部にある街「ラクーンシティー」で起きた猟奇的殺人事件。住民が10人前後のグループに食い殺されたというのだ。その異常事態を受け、特殊舞台「S.T.A.R.S.」が出動。ある洋館に逃げ込むが、そこではゾンビが大量発生していた。調査していくうちに原因は薬品メーカー「アンブレラ」が開発した「T-ウィルス」であると判明する。そしてS.T.A.R.S.メンバー達は洋館地下にある研究所に辿り着く。ここで手の平を返したかのようにS.T.A.R.S.隊長「ウェスカー」が、実はS.T.A.R.S.を抹殺する為にアンブレラが派遣したスパイだったことを明かす。ウェスカーは最終兵器「タイラント」を起動し、主人公達と戦わせる。主人公達は苦闘の末「タイラント」を撃破、ヘリを呼び出し脱出に成功する。ええい、口惜しい!
(2)バイオ2:ラクーンシティーの警察署
⇒舞台は前回と同じくラクーンシティー。街が異常事態と化しているとも知らずにノコノコやってきた新人警官「レオン」とS.T.A.R.S.クリスの妹「クレア」は、街に来てゾンビの群れを目撃。警察署が安全だと思い逃げ込む。しかし署内ももはや怪物達の巣と化していた。T-ウィルスが諸悪の根源だったが、今回はそれに加え「G-ウィルス」というT-ウィルスのグレードアップ版まで登場する。そしてG-ウィルスはアンブレラの研究員「ウィリアム」をゾンビを凌駕する怪物に変化させ、主人公達の脅威となる。前回のボス「タイラント」も投下され、署内は大混乱。主人公達はなんとか地下の研究所へ進み、ウィリアムを撃破して列車ラクーンシティーより脱出することに成功。ぐぬぬ…本当の怪物はコイツラでは・・・?
(3)バイオハザード3:ラクーンシティーの終わり
⇒これまたラクーンシティーを舞台にした話で、前作バイオ2と同時期に起きた物語である。主役はS.T.A.R.S.メンバー「ジル」で、前作の舞台である警察署も経由するが、レオンやクレアとは会わない。ジルは懲りずにアンブレラの内情を暴く為ラクーンシティーに残っていたが、アンブレラはS.T.A.R.S.抹殺の為追跡者「ネメシス」を投下。コイツは我と違い走り回る上にロケットランチャーまで発射する。せこいな!!本作ではラクーンシティー内の住宅街や時計塔、病院、公園、廃工場まで幅広く進入する。ラストはネメシスを倒し、ラクーンシティーからヘリで脱出。そこで入れ替わるように街にミサイルが発射され、ラクーンシティーが消滅。これでラクーンシティーを巡る脱出騒動シリーズは終焉となる。
『BIOHAZARD RE:2(PS4ゲーム)』:(株)カプコン
⇒2019年発売、バイオハザードの最新作であり、名作と名高いバイオハザード2のリメイク版だ。私、生まれ変わった新タイラントも登場するぞ!「Z Version」ではさらに過激な表現により刺激的なプレイを満喫できる。究極的にリアルであり、対ゾンビ集団は原点に立ち返った楽しみを味わえるだろう。しかし特筆すべきはわがはい、タイラントである。オリジナル版では不甲斐ないことに登場するたびに倒すことができたが、本作ではまさに不死身!一定ダメージを与えると一時的にダウンさせることができるが、完全に倒すことが不可能になっている。最終対決までは我によるストーキングからは決して逃れられぬ!弾の無駄遣いになるだけだから諦めるんだな。ワシから逃れる方法はただ1つ。大きな音を立てず、一定の距離を置く事だ!…いかん、言ってしもうた。