LIFE ENERGY   HOME
T哲学(Artistic life)

vol.14 奇術(Humourous arts)

人生の第二段階、“愛(ヒューマンライフ)”の魂をフル活用するための術式解説。その根源となる術式が0の変幻自在であり、1〜6は戒における広報戒、倫理戒、芸能戒、環境戒、生産戒、芸術戒各々に対応した術式である。


 
0 変幻自在(Communication)〜楽しく刺激的に〜



★解説

(1)外向的
⇒自分の心を外部に解き放つための潜在意識。vol.13の神出鬼没を内向的魂とするなら、こちらは外向的魂である。他者と心を共有するために働く。

(2)他者主体
⇒自分主体ではなく他者主体で働き、主としてビジネスで活用される。人の意思や思考、感情を読み取る感受性であったり、場の空気を読み取る柔軟性がこれにあたる。目的や方向性としては他者に好かれるため、共感を得るためであり、最終的には社会的地位を築くためである。


 
1 光速通信(Direct Message)〜断定、強調〜



★解説

(1)簡単明快
⇒コミュニケーションの中でも最も象徴的な、思考や情報の伝達。すなわち、自分の考えや論理を人に分かりやすく伝える、ということ。そのさい重要なのは簡潔で明快、無駄を一切省いた凝縮されたメッセージであること。

(2)断定表現
⇒なぜなら、人の脳は他者の話を鵜呑みにするようにできておらず、自分の考えがまず先にあって、人の考えは二の次だからである。長すぎる言葉や説明は情報過多となり、人の脳に入ってこない。「〜だと思います」等の曖昧表現もよくなく、「〜です、ます」口調の断定表現のほうが説得力がある。


 
2 以心伝心(Love Fusion)〜協調、交流〜



★解説

(1)あいさつ
⇒感情表現全般。とりわけ、他者の気持ちを前向きにするためのもの。例えば愛情、共感、同情、礼儀、敬意といった感情である。基本的な表現として重要なのが“あいさつ”である。人とその日初めて会うときであったり、職場で同業者とすれ違うときなどに行う。挨拶しないだけで不快に感じるだろう。その表現方法は目下か目上かなど相手や状況によっても変わるため、臨機応変な対応が必要。

(2)好感度
⇒人に対する好意の度合いを示すパラメータとして、“好感度”がある。これは外面的な好みも含むが主に内面的な好意を指し、実際に自分と関わっていく中で
パラメータが上下していく。その上下する要因としては、挨拶をしたりしなかったり、話かけたり無視したり、冷たくあしらうのか温かく接するのか、といった日常のやりとりによって大きく変動していく。何も関わらないうちは±0である。人付き合いにおいても恋愛においても、ささいな気配りや感情の配慮によって大きく進展することもあれば致命的な亀裂が生じることもあるので、細心の注意が必要である。


 
3 狂劇乱舞(Pierrot Magic)〜演技、競争〜



★解説

(1)演技
⇒行動(アクション)によってコミュニケーションをとる戦術。俗にいう芸能スタイルであり、直接的な言葉を通じた意思疎通よりも間接的に物事を表現する。具体的な手法としてはジェスチャーや歌、ダンス、スポーツ全般など。基本となるのは演技であり、人に見られることを前提としたパフォーマンスである。

(2)擬態
⇒しかし目立てばいいというものでもなく、時には防衛手段としての身を隠す術も必要となる。
それは動物が捕食者から身を隠すためなどに行う“擬態”という行動。擬態は主に目立ちなくないときに、集団や環境と同化することで人目を避ける戦術である。

(3)ものまね
⇒演技の象徴としてあげられるのが、“ものまね”という手段だろう。言動が特徴的な有名人のものまねであったり、カラオケによる歌手のものまね、人間だけにとどまらず動物の動きや鳴き声のものまねなど多岐にわたる。

(4)個性
⇒手段は無数にあり、自分のキャラに応じて自己流のパフォーマンスを発揮することも重要。例えばスポーツなら軽量級のスピードタイプか重量級のパワータイプかで個性が異なるし、芸能人を目指すなら、自分の容姿や性格を踏まえてカッコイイ系、かわいい系、お笑い系、純粋系、ミステリアス系、インテリ系などを分析し、個性や魅力を追求していくのが生き残る秘訣である。これらのものは自己満足ではなく、見る人を楽しませたり、感動させたりするのが目的である。


 
4 地域振興(Ecological Tour)〜観光、整備〜



★解説

(1)旅行
⇒人と人とのコミュニケーションから範囲を広げ、各都市、地域等場所とのコミュニケーションを指す。主に“旅行”という手法をとり、自分の知らない土地を訪問したり、観光スポットを巡ることで自分の身になじむか、リラックスできるか、などを体験することで環境と交流する。その環境に対してできることといえば清掃、整備(メンテナンス)、施工などの活動である。これらは仕事やボランティアによって実施される。魂の観点でみれば、環境に対する、“守りたい”という想いが必要である。


 
5 限界収益(Perfect Crime)〜需要、供給〜



★解説

(1)コスパ
⇒商品を購入したり、販売したりといった、日常における金と金を通じたコミュニケーション。その上で重要となるのはビジネスにおける基本でもあるが、いかに消費(リスク)を減らして利益(リターン)を大きくするかという、コストパフォーマンス(CP)が重要である。CPを高めるにはどうしたらよいか?

(2)資源フル活用
⇒それはまず、道具(資源)をフル活用することである。その道具は自分にとって使い勝手や相性がよいものほどよく、使い捨てよりも長持ちするほうがよい。

(3)市場価格
⇒価値観は人により大きく違うため、営業・販売する際はそのターゲットに応じた金額設定が必要である。それは顧客がこの金額までなら出してもいいという上限額と、経営側が最大限利益になるという下限額をうまく均衡させ、長期的にみた市場価格を設定する。これは実際の売れ行きや景気などによって左右されるため、固定ではなく変動的であり、値上げしたり値下げしたり、期間限定価格を設けたりなど臨機応変に対応していかなければならない。


 
6 文化鑑賞(Various Hommage)〜娯楽、模倣〜



★解説

(1)オマージュ
⇒作品と作品を通じたコミュニケーション。文学作品や漫画、絵画、映画、音楽など。それは作品を鑑賞することで感動したり影響を受けたり、その作品をオマージュとして表現するという形で行われる。

(2)文明進化
⇒人の文化には歴史があるため、全くゼロから作品を創造するということは、人類の積み重ねてきた文化の歴史を無視するという行為になり、原始的で未開である。現代の芸術作品を創造するには、既存の芸術を踏襲して、より進化させることが必要である。

(3)作品から刺激をえる
⇒そのために必要なことはより多くの芸術作品に触れ、多くの刺激(インスピレーション)を養うこと。その中で自分が特に感銘を受けた作品だったり、自分の作品にない魅力をもつ作品だったりをうまく“自分のもの”として吸収し、自分の作品として活かす。

(4)パクリ問題には注意
⇒ただ、よくパクリだと騒がれるように、著作権の問題があるため、単なる模倣にはならないように注意が必要である。他者の作品をベースにしたり、既存の文化をミックスさせるのではなく、あくまで自分のやりたいこと、作品(原石)をベースとして他者の作品を参考にする、いうことを念頭において制作に励まなければならない。





BACK      TOP      NEXT