LIFE ENERGY
Ⅰ哲学(Artistic life)

vol.7 陽術(Ethical arts)



社会のために公共政策を行う「倫理戒」を遂行する為の技術。メインになるのが0の千手観音であり、1~4は細分化されたものである。

<目次>

0 千手観音(Kind Chain)~人には優しく~

1 福祉介護(Medical Ethic)~病気を治す~

2 治安維持(Security Ethic)~悪を取り締まる~

3 幸福政治(Political Ethic)~組織を率いる~

4 弟子育成(Educational Ethic)~教え子を助長~






★更新:2021/2/8
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0 千手観音(Kind Chain)~人には優しく~



他者の為に尽くす技術。

●仏の心をもとう

倫理戒の趣旨は困っている人々を救うこと、不幸な人達を幸福にすること。マイナスの感情をもつ者をプラスの感情に変えることができるかが大事。いわばブッダやキリストのような博愛思想、ボランティア精神が求められる。その為には仏の心をもち、常に人の悩み事や困り事を感知する
悩み事センサーを張り巡らせる。この世のあらゆる生命はつながりをもって生きているため、お互いに助け合って生きていかなければならない。人を助けることで縁を紡ぎ、恩に報いてくれるものである。

はじめは対象は家族や友人、同僚、お客様など自分の生活に関わる身近な人達からでいい。

●仕事で発揮する慈善

仕事では必ずお客様がおり、報酬をいただく代わりにお客様に奉仕することが義務付けられる。また、雇用されている場合、会社という組織に所属するため、会社の規律を乱さないように同僚や上司、部下への気遣いも求められる。

会社におけるお客様への慈善とは、会社が提供できるサービスの範囲内で全力でサポートするという
ベストエフォート(最善の努力)を心がける。会社の提供外のサービスや会社にとって不利益なことを求めるユーザーを除き、可能な限りお客様に寄り添って対応しよう。

会社ではチームワークが大切なため、仲間とのコミュニケーションも重要である。すれ違ったら挨拶や会釈をするというのは当然のこと、職場で目立った私語をするなど、
偏った馴れ合いをするのはNGである。なぜなら端から見ると疎外感を味合わせ、チームワークが破綻するからだ。

当然ではあるが、職場で働く人達が皆気の合う人達かというとそんなはずはなく、性格や年齢、生い立ちも多種多様である。そこで求められるのはどんな人にも平等に接することができる「ビジネスコミュニケーション」である。職場ではできるだけ自我や欲求を出さず、会社で求められる
仮の自分を演じなければならない。

●プライベートで発揮する慈善

家庭でいえば、各々起きている時間やご飯を食べる時間、生活リズムがバラバラだとお互いのリズムを乱すため、家庭内トラブルに発展しやすい。会社ほど厳しく取り締まる必要はないが、
親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、互いに節度をもって生活すべきであるし、困っている家族、身内は見返りなく助け合うのが当然だろう。

電車やお店、公園などの公共施設において、順番に並んだり、マスクをしたり、携帯電話をマナーモードにするなどの最低限のことは誰でもできるはずだ。道を尋ねられたり、急病の人が出たりした場合は無理に自分で対応しなくても、駅であれば駅員や、救急車を呼ぶなど然るべき人に任せればよい。

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1 福祉介護(Medical Ethic)~病気を治す~



人の傷や病気を治す技術。

●病を治す職業に就く

人を救いたい、という心優しい者は医療・カウンセラー系、癒し系の職業に就くとよい。体と心のケアを施す。職業でいえば医師や看護師、救急救命士、エステティシャン、心理カウンセラー、風俗業まで、広い範囲を含む。相手は患者であったり、病人であったり、怪我人であったり、心が病んでいる者、愛に飢えた者まで満たされない人達である。

●まず診察し、病気の特定をする

病気を治すには、相手の
症状を診察し、それに対する処方を与える。相手の病気の原因が特定できないと解決は難しいため、下記のような手段を使って患者の病気を特定する必要がある。

・診察シートを作り、それに書いてもらう
・対面で症状を確認したり、ヒアリングする
・相手の表情や顔色を伺う
・病院などで検査をする

診察の結果、病気は下記4種類に分けられる。

・外科
・内科
・精神科
・欲求不満

外科は身体の怪我、痛み、凝りなどの病気。

内科は風邪や食中毒など内臓の病気。

精神科はうつ病、認知症、チック症などの心の病気。

欲求不満は病気ではないが、食欲、性欲などの
飢餓感をもつ場合。

●治療を行う

相手の病気を特定できたら、あとは治療を行うのだが、まず自分が専門とする分野か、できる範囲かの判断が必要となる。難しいと判断したら別の人や他の機関に任せる方が適切な場合がある。

いざ、自分がオペを行うとなった場合は、自分ができる範囲内で、相手の痛みや悩み、飢餓感などを最大限癒せるように努力しよう。オペ中も
相手の反応をみたりヒアリングを随時行うなどで、需要と供給のズレが起こらないように細心の注意を払おう。

例えばうつ病の患者を治療するとしよう。自宅に引きこもりっきりで、社会復帰が困難。この患者の心の病を取り除くにはどうしたらいいか?それはこの患者が引きこもるようになった経緯であるとか、働かない原因、心のよりどころを知り、患者を無理に追いつめるのではなく、心を前向きにしていくことが大事。

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2 治安維持(Security Ethic)~悪を取り締まる~



犯罪を取り締まる技術。

●正義に貢献したいなら

犯罪抑止や災害抑止、秩序維持に務める職業は弁護士や警察官、消防士、自衛隊、警備員などにあたる。国民の安全と正義の象徴であり、社会になくてはならない存在だ.
社会の平和を願うなら、このような職業に就くのがいいだろう。

●犯罪とは

法律は人工的に作られたものであるため、自我や欲望の強い者は大人しくそれに従えない。そこで生まれるのが犯罪である。それは窃盗罪であったり、暴力行為であったり、恐喝、脅迫、詐欺、わいせつ罪、重いものでは強姦や殺人まで多岐にわたる。殺人や戦争というものはなぜ起こるかというと、領土や資源の奪い合いであったり、意見や思想も食い違いによる対立、異性間の男女関係のトラブルなどがあげられる。各々に共通している大きな原因は個人個人が自我を主張しすぎていること、
欲望を肥大化させていることが大きいだろう。



●ルールを作り、取り締まる

社会の秩序を維持していくには、法律やルールが必要になる。この社会の規模というのは大小様々であり、大きく分ければ下記の通り。

・国が定める「法律」
・会社が定める「
利用規約
・地域が定める「地域内ルール」
・その他集団が定める「私的ルール」

最大のものは国が定めた法律(刑法、民法、商法など)であり、これに違反した場合は警察や裁判所などの公的機関を通じて罰則(罰金や一定期間の懲役)が課せられる。

会社が定める利用規約についてだが、これはサービスを提供する事業者側がユーザー側にサービス利用上のルールを文章をまとめたもので、その内容は事業者側が一方的に決めることができる。利用規約はユーザーとのトラブル防止の為にあり、契約の段階でユーザー(契約者)には
同意してもらう必要がある。契約するというのは契約書に署名、または捺印(なついん)をすることで法的に証明される。

但しユーザーは事業者のように知識が豊富ではないのが一般的なので、なんでもかんでも自由に規約を決めていいわけではなく、民法の1つ、
消費者契約法に基づき、極端に事業者に有利な規定は無効にするように制限をかけている。

上記を踏まえた上で利用規約に違反したユーザーがいた場合、事業者側は利用規約に基づき以下のような処罰を与えることができる。

・アカウント停止
・サービス停止
・損害賠償請求
・強制解約

契約書に似たもので「
誓約書」というものがあるが、契約書が双方同意なものに対し、誓約書は差し出す側のみ署名捺印をし、遵守するという意味合いをもつ。誓約書は契約書に比べ法的な効果が薄いが、十分な証拠として扱われる場合もある。

各小規模な集団が規定した私的ルールに関しては法的な罰則はないが、ボスや経営陣の圧力により、以下のような独自のペナルティが課せられる場合がある。

・機能制限
・罰ゲーム
・強制退会

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3 幸福政治(Political Ethic)~組織を率いる~



組織のリーダーとして、メンバーたちが幸せになる施策を行う技術。

●まずは経営者や上層部になる

社会や組織全体のため、政策を施す為には、まず自身が相応の偉い立場に立たなければならない。職業や役職としては、主に政治家や経営者、社長、校長、店長、管理者、などに相当する。

これらの地位にいきなりつくことはまず不可能。まずは特定の分野についての業務経験を積み、その会社や仕事に対する情熱を注ぎ続け、上の者から認められて
昇進していくか、資本金が必要だが1から起業して経営者になるかのいずれか。

●具体的な政策とは

主に会社で行う政策とは、お客様のことを喜ばせる為に考えた政策と、社内の仲間を盛り上げ、
結束力を高める為に実施する政策の2種類に分けられる。お客様のための政策の例は下記の通り。

・新商品の開発と提供
・割引や特典などの
キャンペーン
・お店やアプリ、ホームページなどをより便利に更新
・アンケートやご意見箱を使ってサービス改善

店舗経営でいえば
期間限定商品を取り入れたり、メンバーズカードを作って来店すればするほどお得なようにし、来店の機会を増やす。例えばキャバクラでいえばハロウィンやクリスマスなど限定でコスプレイベントや水着イベントなどを開催し、客をおびき寄せることなどが挙げられる。

芸能・芸術面でいえば音楽活動を行うグループの場合、ただ曲を作って発表しているだけではいくら曲の完成度が高くても知名度が低いので売れない、なんて事は当たり前。その為世のミュージシャンたちは
ライブやコンサート、握手会などを開いてファンを活気づけ、徐々に知名度を上げていくと同時に、大がかりなイベントも開催できるようになる。絵画の創作活動でも同じである。個展を開いたり、コンクールに応募するなど人の目に触れる機会を増やし、人気をえることが重要。

仲間の為の政策は社内で定期的に開催するイベントなどが挙げられ、例えば下記の通り。

・飲み会や親睦会
・スポーツ大会
・社員旅行
・プレゼント企画

しかしながら飲み会などは2021年現在、感染症対策により禁止とされ、コロナが終息したとしても、大人数での飲み会は遠慮したい人も大勢いるだろう。会社が好きで馴染んでいる人はまだしも、会社とは別に副業をしていたり、自分の時間を大切にしたい人にとっては飲み会に使う時間と金などもってのほかである。

ただ本当に仲の良い友人や仕事仲間となら、集まってもいいと考えている人も大勢いるはず。結局これは集まる人次第。本当に会社員の結束力をより高めたいのなら、儀礼的にこういうイベントを開くのではなく、日頃から仕事仕事ばかりでなく、積極的に話しかけたり、仕事以外のことも気にかけたりして、
好感度を上げていくことが重要。

好感度というステータスははっきりと目に見えないため分かりづらいが、メンバーの好感度をしっかり管理すれば離職率を防げる。好感度を見抜くには建前と本音を見分ける力が必要。特に仕事ではほとんど別人になりきっているため、本音を引き出すには目に見える部分だけでなく、心の目と耳をもって相手の
心の声を聞くことが重要となる。

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4 弟子育成(Educational Ethic)~教え子を助長~



自身が教育者の立場になり、子供や後継者、弟子の能力を伸ばす技術。

●まず教育者になろう


人の世話をしたり、人にモノを教えるのが好きな人は、教師などの教育者になり、生徒や弟子たちを育成しよう。具体的には教師や講師、インストラクター、トレーナー、師匠、教祖などと呼ばれる職業である。また、子供をもつ親なら、無条件で教育者となる。

教育者の役職に就くためには自身がその道や学問、流派に長けていることが前提とされる。ただ長く続けているだけではこの役職には就けない。会社で教育者になるための試験を突破するか、正式に教師になりたいなら教員免許が必要になる。

こういった資格がなくても、相手より年上で
知識や経験豊富であったり、人から尊敬されるスキルをもっていれば、求められれば教えてあげてもよい。注意点として聞かれてもないのに勝手に自分が相手より格上だと判断して、偉そうにコーチしないこと。相手から嫌われる可能性が高い。

●教育とは生徒の長所を伸ばすこと

教育者の役割は教え子たちのスキルを上げること。それができなければ、教育者失格となる。そのために必要なことは何か?それはまず先入観で決めず、教え子の能力を把握することから始めよう。その確認方法の例は下記の通り。

・見た目で判断
・プロフィールで判断
・直接会話して判断
・仕事ぶりを見て判断

我が子のように生まれたときからずっと見てきている相手ならまだしも、教育現場においては初対面の相手を教育しなければならない立場になることもある。そういった場合になるべく早く相手のことを理解し、育成する為には時間をかけてでも相手のことを
よく観察する必要がある。

見た目で判断とは、相手が男性か女性か、年齢はどのくらいかは基本として、服装や雰囲気から普段何をしているのかなど推測したり、直接仕事とは関係ないようなプライベートな質問をしてみたりと、相手からの親密度を上げることも必要。

弟子から嫌われてしまうと、言う事を聞かなくなってしまうので、自分のやり方をむやみに押し付けるのではなく、弟子の
やる気を自然に引き出すことが肝要。相手のモチベーションをいかに上げられるか。なぜなら実際に努力するのは弟子本人であり、講師にできるのは手伝いだけだからである。

実際の仕事ぶりを見て、相対的に他の生徒より成績が芳しくないときは、会社にとって不利益をもたらしかねないので、厳しいようだがマンツーマンになってでも徹底的に
スパルタ教育することが必要。この場合嫌われることは全く問題にしないことにする。

弟子は将来的にどうなりたいのか、どういう方向を目指すのか把握し、それに沿った指導を心がける。軌道に乗っていればお任せしてそのまま放置し、間違った方向に逸れようとしている場合は
軌道修正してあげればよい。

自分が与えるものがない、と感じた場合、その弟子は卒業となる。

●アメとムチ対策

よく教育にはアメとムチ対策が有効とされる。アメの例は下記の通り。

・ご褒美をあげる
・いいところを褒める、励ます

アメを用いるのは弟子ががんばって成果を出した場合。弟子に足りないものを知識であったり訓練を施すことによって補い、いいところは褒めたり、勲章を与えることでさらに伸ばす。一方でムチの例は下記の通り。

・叱る、悪いところを
フィードバックする
・距離を置く。突き放す。放置プレイ

ムチを用いる場合は成績が伸びなかったり、なんでも他人任せで自分で努力しない者など。体罰は法に触れる可能性があるので避ける。


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人生(Life Energy)~時間と心の充実~

戒律(Life Theme)~ライフワークを定める~

進化(Life Spirits)~心を成長させる~

命術(Life Arts)~戒律と本能の両立~

時術(Real Arts)~人生はタイムアタック~

印術(Information Arts)~知識を伝達する~


体術(Active Arts)~技や芸で魅了する~

空術(Landscape Arts)~環境を良くする~

金術(Productive Arts)~お金を儲ける~

芸術(Media Arts)~作品で人を感動させる~

心術(Soul Arts)~潜在意識をフル活用する~

忍術(Creative Arts)~蠢く欲求に従う~

奇術(Humourous Arts)~多角的な交流~

天術(Kingdom Arts)~合同事業を展開~

光術(Legend Arts)~次代に夢を引継ぐ~